本社ヶ丸
調布6:30~都留IC~宝鉱山P7:40/8:05…226号指標8:15…からかさ岩10:00/10…稜線10:50…本社ヶ丸山頂11:00/12:00…清八山12:30…大幡八丁峠…大幡山手前の鉄塔分岐13:05…沢出会い14:00…三ッ峠北口登山口14:45…宝鉱山P15:10~機神社~都留IC~調布17:15
本社ヶ丸の稜線上にある宝鉱山・からかさ岩と書かれた赤い看板と、鉱山の面影残るヤグラ跡が気になっていた。都留市側からのこのルートは10年前の地図にはなく、バリエーションかと思いきや、5年位前に実線と破線になって、以前あった黒薄破線が無くなっていた。バリ含め数種類の周回コースが取れる事と、ICから登山口が至近で調布からPまで1時間以内なので、使用価値がありまた違うルートで行きたい。宝鉱山Pはバスの回転所で、迷惑にならない所に置くとなっている。トイレは見える所には無かった。(未確認)
三ッ峠北口登山口と同じ方面に10分位、けいごや橋手前で226号指標から入る。すぐに尾根に乗りしばらくして鉄塔を通過し急登を繰り返し、Pから2時間位でからかさ岩に出る。からかさをかぶったような巨大な岩で立派だ。辺りは平面広く祭が出来そうな雰囲気がある。ここから稜線まで破線ルートで、送電線の尾根を外れトラバース気味に2度支尾根に乗りかえるので、登りは良いが下山に使用する時は注意が必要だ。少しの急登を我慢して、赤い看板のある本社ヶ丸東の稜線に出る。驚いた事に稜線上に所々残雪がある。すぐに山頂到着!あまりの展望の良さに大声を出していたら、若い単独の男性が笹子から登ってきた。すぐ下でもその後も出会い、人気が伺える。三ッ峠に富士山、南ア、八ヶ岳から大菩薩、遠くに北ア穂高大キレットも望む事が出来た。1時間ゆっくり過ごし清八山へ。お決まりの富士山を見て三ッ峠方面に下る。地図上では大幡八丁峠から宝鉱山道があるが、現在廃道で分岐も分からなかった。すぐにうるさい程のピンクテープの鉄塔が有り、間違えようもなく分岐から下山になる。大幡山からの尾根に乗るまでの急斜面をトラバースするが、落ち葉に隠れた細いトレースの下が凍結していて、また沢筋付近に残る残雪など、僅かだったがかなり慎重になり歩いた。見晴らしの良い尾根に出てからはテープも有り、一気に沢出会いまで下りまもなく林道となる。この林道が長く感じた。三ッ峠北口登山道を右に分け、けいごや橋を渡り駐車場に着いた。Pから車で5分位にある「機神社」の枝垂れ桜が、行きは6分咲位から帰りは8分咲位になり美しく、得した気分で車を止めて花見をした。快晴の中、充実した山行でした。