・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

川苔山

2014/11/30(日)
報告者
大西
山域
奥多摩
ジャンル
ハイキング
天候
晴れ、のち曇り、小雨
行程

奥多摩駅7:15~川乗橋バス停7:45…聖橋8:35…百尋の滝9:40/9:50…川苔山11;15/11:45…船井戸のコル12:30…大ダワ13:00…瘤高山13:20…鴻巣駅15:05

報告

10月に入会、初めての山行報告は会山行で流れた「川苔山」となりました。Kさんの段取りでルートを決め、日も短い為、Oの提案で乗り継ぎタイトな早出プランでアプローチし川乗橋バス停を7:50にスタート。 この時点では天候は快晴。
林道を約45分歩いた聖橋でY氏の体調が思わしくなく、残りの工程を考え残念ながら一人で下山となる。バス停まで付き添うかの判断は本人の状態、林道を約40分下るだけであるため不要とし、但し下山完了は連絡して頂くとする。以降はKさんOの2名で山行続行。
聖橋の看板でも告知があるが川苔谷は橋落下で通行できないため細倉橋より細い尾根筋を百尋滝に向かい下る。結構急な上、特にこの時期は落ち葉の堆積と合わせすべりやすく注意が必要。約1hで百尋滝到着。私Oは初めて訪れるが静謐な中にバランスのいい滝というロケーション。
滝からは尾根筋までは急な斜面をジグザクに上る細い道となる。快調なKさんのペースで高度をぐんぐん上げ、谷筋ははるか下方に。尾根筋に上がり山頂手前約30分前は一面きれいな苔に覆われた涸れ沢となる。ちょっとジブリの「もののけ」の雰囲気。ただし落ち葉で踏み跡が分かりにくく、案外とルートが分かりにくい。 又、天候も予報よりも早く曇り始める。川苔山東の肩を経ると山頂はすぐ。百尋の滝よりコースタイム2hのところ1.5h弱で到着。Kさん足強し!
山頂は一面のガス(霧)の状態。残念ながら景色はOUT! Lを摂りしばし休憩。さすがにこの時期は歩いていると暑いが山頂では防寒に気を付けなければ身体を冷やすのでこまめに調整。
今回もドリップコーヒー持参。GASではなくメタでお湯を沸かす。2人分のお湯であればタブレット2個で十分沸き、薫り高いコーヒーブレイクを楽しむ。(風防使用)
 山頂では30分少々の休憩を取り下山に向かう。ルートも下りだが天候も下り坂。船井戸のコルより鋸尾根を経て大ダワへ。鋸というほど急峻ではないがここも落ち葉で滑りやすい。大ダワ到着時には小雨も交じりだす。 このあたりも割と広めの尾根筋でルートが分かりにくい。 ちょうど鳩ノ巣に下山する女性登山者より道を聞かれる。 地図をチェックしていたKさんすかさず的確な回答。さすが! 大ダワより瘤高山へはまた登り返しとなり、20分少々の登りで冷えた身体がまた暑くなる。
 瘤高山到着。この時点でも小雨交じり。天候回復は見込めない為、当初の予定ルートよりエスケープの「瘤高山~杉ノ殿尾根~鳩ノ巣駅」に変更し下山。だんだんと広くなる尾根筋を順調に下るうちに何故か天候も回復・・・。日差しも少々射し途中の大根ノ山の神付近からは対面の大岳山、御前山がきれいに見える。
 その後もペースの落ちないKさんに引率されるように晩秋、初冬の山道を会話を楽しみながら下山。間もなく正法院に到着。晩秋を惜しむかの燃えるような紅葉が素敵なコントラストを彩る寺院が楽しい山行のゴールとなりました。
◎おまけ:下山後河辺の梅の湯でほっと一息…入浴(サウナ)の後の飲酒は気を付けましょう♪

聖橋付近 川苔谷通行止め案内 
百尋の滝 1尋1.81m≒181m! マイナスイオンたっぷり♪
東の肩 川苔山直下の分岐 4方に分かれます
川苔山頂 ガスで視界なし… 残念
大ダワ 3方への分岐。落ち葉で滑りやすい。 ダワは「峠」の意味
瘤高山 山頂だけど分岐の標識のみ。