小川山
11日 6時:調布たづくり出発、10時:キャンプ設営、11時:クライミングの練習、15時:入浴・薪収集など、17時:キャンプ
12日 7時:朝食、9時:キャンプ撤収、順次出発
台風19号の進路を気にして当初計画を2日間に圧縮。高速の若干の渋滞を抜け、スーパーで買い出しも済ませて廻り目平キャンプ場に着くと、すでにクルマが一杯だった。一番奥のサイトに陣取る。山荘組はチェックインを済ませる。紅葉の道を歩くこと20分、向かったのは小川山特有のスラブ状のゲレンデ。ロープを左右に2本張った、5.8と言われるルートが今回のトレーニング場だ。
最初は右のルート、Hさんの模範登攀に始まり、皆が順々に挑戦した。中間地点のギャップ越えが難しい。一人目、果敢に挑んだ若手ゲストが粘ったあげくに撤退。どれ、いいところを見せてやろうと続いたが、ギャップで予想以上の苦戦、だがなんとか登り切る。ゲストも2本目で完登、クライミングはまさに習うより慣れろだ。あるいは、登れなかったらビール無しだぞ!というWリーダーの檄が効いたのか。
一方、左のルートは登って間もなくのオーバーハングが難所。リーダーからは直登せよとの指示。だが全員あえなく失敗し、左を迂回して進むことに。指一本入るかというわずかなホールドを頼りに乗り越えるなんて無理。結局他のグループを含めても成功者はリーダーだけだった。どちらのルートも上の方はホールドもステップもないスラブだが、手のひらとシューズのフリクションを感じることが大事と悟る。あとはカエルか蜘蛛人間になったつもりで登ってしまえばよい。
キャンプの部はBBQが美味しく、アルコールも皆たいそう進み、最後は満天の星空の下で焚き火を囲んだのだが、何を話したんだっけ。久しぶりの岩トレだったし、楽しく有意義な2日間だった。