・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

尾瀬ヶ原

2014/08/01(金)〜08/02(土)
報告者
瀬川
山域
尾瀬
ジャンル
ハイキング
天候
曇り時々晴れ
行程

1日(金):鳩待峠9:00~アヤメ平11:30/12:00~富士見峠13:00~竜宮十字路15:00~見晴15:20~温泉小屋16:00(泊)
2日(土):温泉小屋7:30~ヨッピ吊橋8:30~山ノ鼻10:30~鳩待峠12:00

報告

尾瀬の夏はむしろ閑散期。平日は鳩待峠までクルマで入ることができ、余裕を持ってアヤメ平へ向かった。2年前、初めて参加した会山行がこのコース。今回も、雨に降られず気持ちのいい風を浴びて景色を楽しんだ。出会ったのは2パーティのみ。
どこの田代でも黄色のキンコウカの群れがむかえてくれた。だがしかし、やはり花の季節は峠を越したのか。ワタスゲが所々残骸をさらし、アザミがちらほら。なんとなく楽しみにしていたニッコウキスゲも終わっちまったのか。半面、ワレモコウを初めて見た。沼に小さなハスのような葉を浮かべるヒツジグサの花も初めてだ。かえって控えめな花に目がとまったから良かったと考えよう。
ふと振り返ると、昨年の会山行で雨にたたられた燧ヶ岳がくっきりとそびえる。いい天気に恵まれたものだ。普段の行いのはずはない。山ノ鼻に近づいた浮島のあたりで、インド人の青年たちが歓声を挙げて写真を撮り合っていた。よくある風景。母国の近くにヒマラヤがあるけれど、こういう一面の緑は美しく映るのかな。次は水芭蕉の時期に来ましょうか。

アヤメ平。スネを出してはポーズも台無し
キンコウカの群生があちこちに
温泉小屋の食堂から。田代の向こうにちょこっと至仏山
ヒツジグサの浮かぶ沼と燧ヶ岳
可愛らしいヒツジグサの花
本物のボッカさん