・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

【研修部】岩稜歩き

2025/10/25(土)
報告者
中島
山域
十二ヶ岳
ジャンル
研修
天候
霧雨
行程

十二ヶ岳文化洞 トンネル駐車場8:21→ 8:47毛無山9:23→ 11:14十二ヶ岳11:50(ランチ)→ ほぼ崖の研修坂→13:21十二ヶ岳13:37→ 15:05文化洞 トンネル駐車場

報告

調布は雨。
本当にやるんですか?というラインが飛び交う中、やりますというリーダーの力強い言葉に押されて、2台の車は雨の中を出発しました。
西湖に到着すると霧雨ではあるけれども登れそう。
駐車場から毛無山までは穏やかな坂が続き、ちょうどよいウォーミングアップになりました。
しかし、晴れていたら西湖が見渡せるはずが視界ゼロ、ガスに隠れて何も見えません。
ザックも、濡れてくるのでカバーをかけます。
 三ヶ岳、四ヶ岳、五ヶ岳と進むに従い、鎖場が多くなります。
それでも、鎖場のある岩場としては普通レベル。
下から見ていると、先頭は鎖を伝わってガスの中へと消えていく。
雨のために岩は滑りやすくなっているので、かなり注意して登りました。
十二ヶ岳の手前には揺れるつり橋があります。
こんなに揺れて、橋の下がスケスケに見えるのは初めて。
 十二ヶ岳頂上には、石でできた古い祠と、赤く塗られた新しい祠があります。
どちらも趣のある祠で、石でできた祠は雨に穿たれて屋根に凹みが生じ、頂上にたたずんでいた年数を感じさせます。
一方、新しい祠は白い花に囲まれて穏やかな雰囲気を醸し出しています。
 ここからが研修部の本領発揮。
十二ヶ岳から鬼ヶ岳に向かって15分程度歩くと、ロープが張ってある崖のような急坂につきます。
ここが今回の研修場所。
懸垂下降と、フリクションビレイで確保した登攀訓練を行いました。
懸垂下降は各自が持参したATCや8環をロープに絡めて降りていきます。
初心者の方にはリーダーがATCの使い方を教え、さらに補助ロープで本人を確保して、安全に降りることができました。
登り返しは、マッシャーやプルージックなどのフリクションノットでメインロープにシュリンゲを絡めてビレイして登る。
ところが、この坂は逆層(屋根の庇が積層したように、岩が下向きになっている)の岩でできている。
雨で滑りやすい上に、逆層の岩は自分の技能の限度を超えていると思い、私はロープに頼って登りました。
ちゃんと岩をつかんで登ってきた方もいましたので、技能向上の必要性を痛感しました。
 
 今回の研修は、久しぶりに山岳部らしい研修でした。
予め下見をして事前確認を行い、研修場所として適切な崖を見つけていただいた研修部の方々に感謝いたします。
また、今回の山行自体が大変楽しいものでした。
企画していただいて、有難うございます。

毛無山への穏やかな坂
毛無山頂上に到着
十二ヶ岳に向かって進行
鎖場が現れてきました
鎖場の斜度もきつくなってきました
岩々を超えて登っていきます
ガスでよく見えませんが、頂上を目指して進む
揺れる吊り橋が怖く、楽しい
十二ヶ岳頂上に到着
祠の前には花も可憐に咲いてます
ATCを使った懸垂下降の研修
懸垂下降
ここを登るのか
逆層の岩場を登る
もう少しで登り切ります
無事下山