稲取温泉・天城山
宿泊地8:00 → 天城山縦走登山口9:00 → 四辻 9:20 → 万二郎岳 10:15 10:25 →石楠立11:00 →万三郎岳11:35 12:00 昼食 →涸沢分岐12:45 12:55→ 四辻 14:00 →天城山縦走登山口14:20
23-1119-20稲取・天城山
11月19日
10:30調布集合、今日も見事な晴天だ。川崎から東名で伊豆に向かう。
海岸沿いの135号を進む。今日は日曜日なので伊豆に近づくにつれて帰りの車が増えてくる。稲取に入り、山側にひときわ目立つ17階建てオレンジ色の巨大な建物が現れる。これがYさんの会社の保養施設だ。フロントへと正面玄関に車を進めるとヨットの飾られた豪華な入り口だ。
部屋は大きなガラス戸を通して海が一杯に広がっている。かなり広い上に素晴らしい眺望だ。10人は問題なく泊まれるだろう。
調理用具を調査すると、何と卓上電熱フライパンまで揃っている。
夕食は焼き肉をメインにすると言うことで食材の買い出しに向かう。
刺身盛り合わせ、あじの刺身、なす、キャベツ、炒め物用野菜一袋、薄切り豚肉2パック、焼き肉のたれ、いろいろなビール7缶、日本酒(七賢)4合、黒霧島1パック、焼きそば1パック、明日の朝食用おにぎり、牛乳1㍑、バナナ4本を購入する。9602円也。
夕食の前にお風呂へ、稲取の泉質は詳しくは知らないが身体に浸みる良い温泉である。海に近いせいか塩分がある。その後夕食、まことに豪華な夕食になり楽しいお酒を楽しんだ。Yリーダー「明日山、本当にのぼりますか?」「明日考えましょう。」と言うことで温泉と宴会の後では山のことは考えにくい。全員が山行に来たというよりは宴会旅行に来たという雰囲気になっている。
ドライブを楽しみ豪華な部屋で食事と酒を楽しみ、温泉ときてはいうことはない。
宴会後もう一度温泉に浸かり、寝心地の良い布団で就寝となった。
11月20日
この部屋は海に向かって全面がガラス戸なので朝日が海から昇るととても明るい。起床した時はこの時期にもかかわらずすでに陽は高く昇っていた。
ただ昨夜から風がとても強い。ここでこのようにい吹いては山ではどうだろうか。
Oさん「山では24㍍です。」そんなに吹いてはいかがなものだろうか。ただ天城山は木々が茂った山道を行くことがほとんどなので風は防いでくれるのではないだろうかという気もするが。
Yさん「ゆっくり行きましょう。」ゆったりと朝食を摂り出発する。
天城山登山口のある駐車場に到着、ゴルフ場の中だ。私は買いそびれていた天城山の登山バッチをゴルフ場の受付に買いに行く。紅葉の時期のものとシャクナゲの時期のものと2種類があった。私はシャクナゲの時期のものをもとめた。もう一つはモミジが赤く描かれている。
前回来た時はガスで覆われて視界のない山だったが今日は快晴に近い。どのような景色が見られるだろうか。天城高原ハイカー専用駐車場から天城縦走登山口に入る。少し歩くと人間の顔のような堰堤、20分ほどで四辻、四辻だが三叉路だ。万二郎岳55分とある。思った通り風は林にさえぎられてあまり気にならない。写真を撮って休憩、見晴らしはあまりよくない。万三郎岳へ向かう。途中の岩場から海がよく見える。大島、初島、利島、式根島などまでが見える。馬の背を過ぎるとあせびのトンネルだ。この前来たときはあせびが咲いていたことを思い出した。結構下る。登山道を歩くようにと看板があるのだが木製の土留が雨で流れており大きな段差になっており、歩くのが難しい。下って石楠立(はなたて)だ。アマギシャクナゲが群生している。咲いたら見事だろう。普通の石楠花とどこが違うのだろうか。ここだけの石楠花らしい。
万三郎岳到着、ここまで2時間30分ぐらい、ここでお昼にする。ここまではどうということもないのだが、以前に来たときはここからの帰り道が長かった。今回はどうだろうか。この前は日帰りで、後ろを歩いていた。今回は先頭を歩かせてもらっているので違う感じがするかもしれない。昼食は私はカレーメシを食べたが今気が付いたがほかのメンバーが何を食べていたか覚えていない。
昼食後、涸沢岐分岐へ向かいあるきだす。500段あまりの木の階段を下るがほとんどが雨に流されて崩壊している。かなり歩きにくい。50分ほどで涸沢分岐少し気温が下がっており手がかじかむ。万三郎岳のすそを巻くように上り下りを繰り返す。苔のついた岩場を過ぎ101石柱、やはり帰り道は長いと感じる。今回も同じだ。「まだかな。」メンバーもつぶやいている。長いと感じているのだ。何か少しうれしい。
やっと四辻に到着、ここからは大したことはなく駐車場に到着。
終わってみれば絶好の天気の中風にもあまり吹かれず最高の山行でした。Yリーダー、皆さん楽しい温泉、食事、山行ありがとうございました。Yさん、別荘泊りの山行またお願いいたします。Yさんはここへ来たのは30年ぶりとか言っていたがもったいないことだ。
伊豆には山がたくさんあるので山には困らないし温泉は最高だし伊豆は本当に良いところでした。