西上州　碧岩～大岩

三段の滝・碧岩登山口9:00→三段の滝下9:45→碧岩入口→二又→碧岩分岐→碧岩11:00→大岩分岐→大岩13:00～13:30→大岩分岐→碧岩入口→三段の滝14:40→三段の滝・碧岩登山口15:20

群馬県の南西部に位置する西上州、碧岩～大岩（標高1000m程度）西上州のマッターホルンとも言われる岩峰の山に行ってきました。碧岩はロープのかかった3級程度の短い岩場、大岩はロープのない明るい岩稜歩きです。
登山口の駐車場で支度をしていると「雨！」の声。なんと、みぞれのような白いものが空からチラチラと降ってきました。見上げると雲は薄く、冷たい風の吹く中、快晴予報を信じて出発。その後天気が崩れることはなく青空でしたが、風が強かったです。
登山口からは、木の桟道や橋、梯子のかかった沢沿いの道を、右左に幾度か沢を渡りながら辿り、美しい三段の滝は左岸側の道を登って滝上に出ます。碧岩入口からは支沢の左岸側を直上して、大岩分岐の南西のコルに出ました。コルからは碧岩が見えます。碧岩入口から稜線に乗り碧岩分岐に出るルートは、急斜面で悪いとのことでした。
碧岩には2段のロープ場があり、下段は高度感もさほどではなく登れますが、上段のロープ場の方が頂上に向かって右手が絶壁になっていて高度感もあり難しいです。リーダーが念のため補助ロープを出して必要に応じて確保してくれました。
碧岩山頂はあまり広くはないですが、展望はよく、荒船山の経塚山や立岩、毛無岩がよく見えました。これから向かう大岩も鋭い岩峰を見せています。
碧岩からはまたロープ場を慎重に下り、大岩に向かいます。大岩の山頂は広く、ゆっくりと写真を撮ったり展望を楽しみました。大岩分岐に戻る途中、間違えて北尾根を少し下りてしまいましたが、すぐに気がついて登り返し、無事に来た道を登山口の駐車場に戻りました。
一味違う西上州の岩峰、大勢で賑やかに楽しめた山行でした。