・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

燕岳

2023/10/22(日)〜10/23(月)
報告者
中島
山域
北アルプス
ジャンル
ハイキング
天候
晴れ
行程

10月22日(日)中坊温泉にテント泊
10月23日(月)中房温泉5:30→合戦小屋8:26→燕山荘9:45→燕岳10:50→燕山荘11:30/12:00→合戦小屋→中房温泉14:30

報告

中坊温泉は11月下旬頃まで営業しているようです。(お正月は臨時で営業するとのこと)
テント場は地熱のために温かく、床暖房状態で、スリーシーズン用寝袋で寝ていると暑かった。
特に、蒸気吹き出し口のある地面の一つ上の段は温かくお勧めです。

中坊温泉は冬季は閉鎖するために、流しっぱなしの温泉の状態を管理人が時々見に来るそうです。
入浴料は950円ですが、JAF割引で750円になります。

また、燕岳への登山道はよく整備されていて登りやすかった。
さすが、表銀座の玄関口です。

今回の山行は、おいしい焼肉と海鮮鍋。
天候最高での山々のパノラマ。
美しい紅葉風景。紅葉を見ながらの温泉。
と最高の山行でした。
計画していただいたリーダ、食事を振舞っていただいたお二人に感謝いたします。

中坊温泉に3時ごろ着いて、テントを設営。 幕営数は最大20張ですが、当日は3張だけでした。 早速、ビールで乾杯して焼肉パーティを始めます。 3年前に涸沢にテント泊した際、ソロの女性がステーキ肉を焼いていて、おいしそうな匂いをまき散らしていました。 ほとんど犯罪並みの焼肉アピールでしたが、今回やっとリベンジできました。
焼肉パーティの次は海鮮鍋。 山にきて海鮮鍋とは・・・要望した人は罪な人です。 外が暗く寒くなってきたので、テントに入って、まったりと鍋をつつきます。 ビール、白と赤のワインがよく合う。
朝は4時起き、5時半出発。 起きれないかも~と言っていた方も、ピシッと起きました。 朝飯は昨晩の海鮮鍋にうどんを入れておいしくいただきました。
登坂の途中で日が明けて、山の頂が眼下に広がってきます。 やや雲が多いので見晴らしが心配です。
合戦小屋に到着 夏の間、名物になっていたスイカも時期を過ぎ、小屋の方も暇そう。
燕山荘はもうすぐ。
燕山荘に到着 ずいぶん立派な山小屋です。 国の登録有形文化財である徳本峠小屋(霞沢岳)は趣がありましたが、こちらは単純に立派。
燕山荘から槍ヶ岳がきれいに見えます。 冠雪してコントラストが強く、神々しさを感じます。
四人の集合写真を槍ヶ岳をバックに撮ってもらいました。
燕山荘で小休止して、燕岳へ出発 心配していた積雪もほとんどなく、軽アイゼンも不要でした。
燕山荘から燕岳までは緩やかな稜線歩きが楽しめます。
燕岳から北側は険しい岩稜地帯になっています。 両線の岩稜が天に向かって鋭くとがり、特異な風景です。
燕岳から燕山荘方向の写真 ずいぶん遠く見えます。 イルカ岩も可愛らしかった。
燕岳山頂 午前の曇りがちの天気が、午後になって晴れ渡り、360度パノラマ状態になりました。
いきなり下山の途中写真です。 登りでは見られなかった紅葉が美しい!
テント場まで戻ってきました。戻ってきたら温泉! 日帰り客用は、露天風呂のみで、屋内にあるのは着替え部屋だけ。 源泉掛け流しの秘境温泉! 紅葉を愛でながら入るのは格別でした。