・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

餓鬼岳~唐沢岳(北アルプス)

2023/07/17(月)〜07/18(火)
報告者
比留麻
山域
北アルプス
ジャンル
縦走
天候
両日ともほぼ晴れ
行程

7/17(月・祝)
白沢登山口6:34→魚止ノ滝8:13→大凪山11:10→百曲り入口13:19→餓鬼岳小屋14:27→餓鬼岳→餓鬼岳小屋(泊)

7/18(火)
餓鬼岳小屋4:10→餓鬼岳4:16→展望台4:49→餓鬼のコブ5:29→唐沢岳7:24→餓鬼のコブ→展望台10:09→餓鬼岳10:49→餓鬼岳小屋11:05→白沢登山口17:05

報告

登山口から餓鬼岳までの上り下りは暑くて長くて急でつらかった。そして、餓鬼岳に登ってしまえばその先の唐沢岳ピストンは変化に富んだ楽しい稜線歩き。アップダウンは激しいが、岩稜と花の大展望コースだった。違いが際立っている。

1日目。北アルプスの中では人の少ない静かな山という印象だったが、白沢登山口駐車に到着すると3連休最終日のせいかまさかの満車。隙間になんとか停めることができたが、スライドした下山者の数より車の台数が多い気がして不思議。前半、魚止ノ滝まではほぼ沢歩きで、足場や鉄筋などでよく整備されアスレチックのようだ。中盤、大凪山までは急登が続く。後半、餓鬼岳小屋までも百曲りという名称そのままにしぶとく長い。餓鬼岳小屋で受付を済ませて、小屋から5分の餓鬼岳頂上へ。大展望の静かな山頂だ。唐沢岳方面と燕岳に続く稜線がそれぞれきれいに延びている。
小屋は食事と寝るところが同じ大部屋と聞いていたが、翌朝早出をするせいか個室に案内されて快適だった。夕食にグレープフルーツが2分の1個ついて感激。水は消毒済の天水。

2日目。4時過ぎにヘッデンで出発し餓鬼岳の先で日の出を迎えた。コマクサの咲く展望台からいったんドンと下って、登り返した小ピークが餓鬼のコブ。ここから唐沢岳まで2時間近くアップダウンを繰り返し、岩場を巻いたりよじ登ったりザレ場があったりと変化に富んだコースを進む。ハクサンシャクナゲ、コマクサなど花が多い。山頂標識のある頂上は奥にあって直下までなかなか目にすることができなかったが、コマクサの花畑を過ぎるといきなり頂上に出た。晴天の大パノラマで、裏銀座、立山、剱岳、槍ヶ岳や富士山までもグルリと見渡すことができた。
下りも長いので30分ほど楽しんで下山開始。餓鬼岳まで往路と同じだけの時間がかかる。スライドしたのはソロの男性のみ。餓鬼岳小屋で挨拶して一気に駐車場まで下ったが、唐沢岳ピストンの後の下山は疲れてコースタイムをかなり上回った。1泊だと疲れた足で下山が大変だが、2泊だと中日に余裕がありすぎてちょっとヒマ、迷うところだ。

こんな注意書きがところどころにある
難しいところは足場や鉄筋で整備されている
最初の渡渉。靴を脱がずに飛石で渡ることができた
魚止ノ滝。ここから急な登山道に入る
古いハシゴは架け直してくれている
長い登りでようやく餓鬼岳小屋
小屋から5分で餓鬼岳頂上。大展望の静かな山頂
翌日に行く予定の唐沢岳に続く稜線
2日目。餓鬼岳の先で雲海の日の出
展望台から大下りして登り返す。餓鬼のコブ(右)と唐沢岳(左)
最低鞍部から岩稜の左を巻いて進む
岩稜帯にはハクサンシャクナゲの群落
頂上直下のコマクサと、その向こうに裏銀座の稜線
ようやく山頂が見えた
到着。立山、剱岳を背景に
同じ時間をかけて小屋に戻る。この表示コースタイムはかなり厳しい