甲斐駒ヶ岳・鋸岳(その1)
13日;府中IC=伊奈IC=戸台口・仙流荘=北沢峠―双児山―駒津峰―甲斐駒ヶ岳―六合石室(泊)、14日;六合石室―三つ頭―中ノ川乗越―第二高点―鹿窓―小ギャップ―第一高点―角兵衛ノコル―角兵衛沢―戸台川河原―戸台大橋=仙流荘=伊奈IC=府中IC。
「晴男ついに敗れる!」という天気予報でしたが、やはり凄いパワーでした。まともな雨は2日目の明け方少しだけ。暑いくらいで、少し手加減して欲しいくらい・・・。13日朝6時過ぎ府中IC。9時過ぎに戸台口・仙流荘着。10時のバスで北沢峠11時。足取りも揃ってほぼコースタイム通りに双児山・駒津峰と越え,直登ルートで甲斐駒頂上15時。途中晴れ間もあったが頂上ではガスの中。赤テープを頼りに六合石室着16時。18℃。きれいな小屋でしたが満員(私達も入れて15人)で寄ってもらって板の間に2人、土間にツエルトで2人、なんとか泊まれました。貧乏食当の後、外で宴会。夕焼けがきれいでした。14日13℃。4時起5時過ぎ出。明け方ぱらついた雨も上がり天気回復傾向。三つ頭、熊穴沢ノ頭と越え中ノ川乗越へ急降下。7時。第二高点がでかい。正面の急で不安定なガレ場を直上してピークへ。第一高点までの核心部が目の前に。景色に堪能した後、少し戻って中央稜方面に下りトラバースへ。不安定な足場。ボロボロの岩。急な登り下り。緊張しました。下から大ギャップを見て、鹿窓ルンゼを直登。長い一本の鎖で、落石がすごいので一人ずつ登る。結構急です。窓を抜けてナイフリッジを越えると小ギャップ。鎖で急降下してザイルをだす。中間少しかぶっていて完全に岩登りの世界。待ち時間も無く順調に越え、痩せ尾根をたどると憧れの第一高点。10時。360度の大展望。感激です。少し休んで角兵衛ノコルへ。10時半。ガラガラの石の海をこけながら下る。角兵衛ノ大岩辺りから樹林帯。少しほっとする。長い下りにうんざりした頃やっと河原。13時。心配した渡渉もなく、真正面からの太陽に晴男を怨みながら長~い河原歩き。荒れた道も林道となり戸台からは舗装道路。16時戸台大橋着。北沢峠からのバスを待つが満員とのことで、なんと臨時便を出してくれた。助かりました。仙流荘着16時半。風呂に入り、30キロの渋滞の後23時過ぎ分倍河原着。お疲れ様でした。