槍ヶ岳~西穂高岳(1,2日目)
1日目、新穂高温泉~槍平(テント泊) 2日目、槍平~飛騨乗越~槍ヶ岳~大喰岳~中岳~南岳~南岳小屋(テント泊)
8月13日(木) 早朝の高速道路の渋滞を予想して、午前1時に分倍河原駅前を出発。それでも渋滞に巻き込まれ、新穂高温泉着は7時少し前。いつもの無料駐車場は一杯だったので、ロープウェイ中間駅の鍋平の無料駐車場まで上がっていく。ここで富山から来た日高さんと合流。ロープウェイで新穂高温泉まで降りる。天気予報通り、今にも雨が降り出しそうなどんよりとした曇り空。歩き出して10分ほどで本降りの雨。すぐに雨具上下を装着、一応想定内の出来事。淡々と林道を歩いて、穂高平の小屋で一服。雨の中黙々と歩いて、滝谷出合の避難小屋へ逃げ込む。ここで軽く昼食タイム。気を取り直して槍平へ向かう。待望の槍平小屋に着いたが、雨は本降り。小ぶりになるのを待って、急いでテントを張る。
8月14日(金) 朝起きると天気は晴れ。樹林帯の中を飛騨乗越を目指す。登るごとに景色が良くなり、目指すジャンダルム、西穂高が見えて歓声があがる。ガレ場のジグザグ登りになると目の前に見える笠ガ岳と同じ高さになり飛騨乗越も近い。飛騨乗越から圧倒的な大きさの槍ヶ岳を見上げる。槍ヶ岳に登頂してすぐに北鎌尾根から登ってくる大槍の上部岩場を偵察。頂上からはこれから行く南岳への稜線、穂高連峰が良く見える。360度の展望で今まで登った山々を連呼しながら十分楽しんだ。大喰岳からは槍ヶ岳と肩の小屋がすぐそばに見える。中岳下の雪渓の水場を期待していたが、雪渓はなし。好天の中、3000mの稜線漫歩を楽しむ。氷河公園分岐からは雄大な槍ヶ岳がりっぱにそびえる。
到着時間があまり早くないので、南岳小屋のテント場はいっぱいだ。やっと2張分のスペースを見つけ出す。夕方にはすぐそばの撮影スポット常念平で大キレットを隔てた、北穂高岳をビール片手に心行くまで眺めた。