・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

槍ヶ岳北鎌尾根

2008/10/03(金)〜10/05(日)
報告者
浅井
山域
北アルプス槍ヶ岳北鎌尾根
ジャンル
岩稜
天候
晴れ
行程

上高地~横尾~大曲り~水俣乗越~北鎌沢出合~北鎌沢のコル~独標~槍ヶ岳~ババ平~横尾~上高地

報告

一昨年敗退、昨年は直前で断念と2年越しでやっと北鎌尾根から槍ヶ岳を登頂出来た。前夜発で沢渡で仮眠、上高地に入ると天気は快晴、期待できそうだ。横尾までは通いなれた道。大曲りから水俣乗越への急登を登る。そこからずり落ちそうな急坂を北鎌沢の出合まで、2年前に往復しているので不安なく到着。翌日、北鎌沢右俣を登る。急な沢登りだが、頭上の青空の下がコルなのでわかりやすい。北鎌尾根は快晴の元、ピークを右に左に巻いて進む。3回目なので迷うことはなかった。坦々と歩いて北鎌平に着き眼前に大槍を望む。3級程度の岩場を楽しく攀じると、祠が見える。そこが槍ヶ岳の頂上だ。下りは殺生までの予定だったが、余勢をかって暗くなってしまったがババ平まで下る。翌日も早起きをして上高地には10時前に到着。快晴の中、紅葉とすばらしい景色、最高の山行となった。

上高地河童橋から穂高岳を望む、天気は快晴期待できそうだ
ババ平キャンプ場から稜線を望む
大曲りから水俣乗越を望む、紅葉が始まってきれいだ
水俣乗越から北鎌沢のコル
水俣乗越、ここから北鎌沢出合に向かって急降下
北鎌沢右俣
北鎌沢右俣上部、青空の下部がコルだ
北鎌沢のコル、ここにテントが2幕張れる
北鎌尾根天狗の腰掛より北鎌尾根P4からP7を望む、バックは燕岳
左、鷲羽岳、右、水晶岳
背後に独標が大きくそびえる
独標を越えると大槍が見える
北鎌尾根核心部より槍ヶ岳を望む、まだまだ遥か遠い
大槍が大分近づいてきた
北鎌平、頂上はすぐそこだ
やっと辿り着いた槍ヶ岳頂上