赤岳(～横岳～硫黄岳)

台風２号の影響で、前日は雨風が強くどうなるかと心配した。 当日の朝になっても雨だったが決行とのこと。松澤邸に集合し、八ヶ岳の晴天を祈りながら出発。八ヶ岳山荘に到着すると、すっかり晴天に！風もなくとても穏やかで、八ヶ岳の峰々と八ヶ岳ブルーが我々を歓迎してくれた。 雨で砂利道が陥没し悪路になったと言われ、当初予定だったやまのこ村に駐車出来ず、八ヶ岳山荘からやまのこ村まで余分に歩くことになった。その後、赤岳鉱泉まで展望のない苔の生い茂った雰囲気ある山道をひたすら歩く。行者小屋から地蔵尾根コースへ。ここからは梯子、ロープ、鎖、階段の岩場の連続でスリル満点だが決して気を抜かずに歩を進めていく。途中、イケメンのお地蔵様に全員の無事登頂を祈る。赤岳展望荘に到着すると、赤岳が目の前に見えた。また、遠方に富士山のシルエットも綺麗に見えて嬉しくなった。 この日の赤岳展望荘は、第69回八ヶ岳開山前夜祭で夕食後に開宴。ワインや日本酒、名物の生ハムが振る舞われた。赤岳神社の宮司さん、長野県警山岳遭難救助隊の講話を伺う。そして、最後にジャンケンで勝ったら登山用品がゲット出来るという、まるで夢のようなジャンケン大会！もちろん全員参加し、興奮して大変盛り上がった。 翌朝、ザックを置いて赤岳へ出発し、岩の急登を鎖や岩を手でつかみながら山頂へ。再び赤岳山荘に戻ってから横岳へ。横岳へ向かう途中、九十九草の群生を初めて見た。淡い黄色の可憐な小花を目的に来たカメラマン多数。それから、イワヒバリにも初遭遇！その透き通った鳴き声に癒された。その後、我々は最後の硫黄岳山頂を目指す。途中で振り返るたびに自分が歩いて来た稜線がくっきりと見えた。縦走経験のまだ少ない私だが、達成感で満たされた。 全員無事下山！！ 人気イベントの山小屋の手配から縦走コースの選択、また、ちょうど良いペースで先頭を歩いて下さったリーダーの竹内さん、有難うございました。 同行して下さった皆様、お疲れ様でした。二日間お世話になりました。