・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

研修部主催による初歩のロープワーク講習

2023/05/28(日)〜05/28(日)
報告者
篠塚 隆之
山域
ジャンル
講習
天候
晴れ
行程
報告

研修部主催による、初歩のロープワーク講習に関しての報告

5月28日(日曜)、天気にも恵まれ、会場となる八王子市の「富士見台公園」に総勢15名が集まった。講師は当会OBで元都岳連講師の建部雅史氏を招聘し「初歩のロープワーク講習」を開催した。本講習を思い立った経緯は“山岳会として先ず身に着けるべきスキルは何があるか”を考え、都岳連HPの講習メニューに本講習の紹介があったので建部氏に依頼した次第です。

さて、前置きはこの辺までにして本題の講習について触れよう。
先ずは、今回のロープワークのこれだ! 
「オーバーハンドノット、ダブルフィシャーマンズノット、フィギュアエイトフォロースルー、フィギュアエイトオン・ア・バイト、マッシャー、クレイムハイスト、ポロネ、ハーフヒッチ、ツーハーフヒッチ、ムンターヒッチ、クローブヒッチ、ファリモンドフリクションヒッチ、シートベント」
講師からも「今日は頭がパンパンになるよ!」の言葉通りに頭が付いてこないし、名称も何やら初めての洋菓子店に入り注文する際の言葉が詰まる様子と同じではないか、と思うばかり。

では、ここで一例を挙げよう、「ムンターヒッチ」だ。これはATCやルベルソの代わりにカラビナをロープに巻き付け、カラビナとロープの摩擦を利用し安全に要救助者や荷物を下ろす場合に有効なロープワークで、要はカラビナで懸垂下降をすることである。講師がデモをしている傍らで見て自らが同じ動作をしようとしても、何かオカシイ動きになる有様でした。

一日をかけ色々なロープワークを教わったが何度も反復練習をして山岳会メンバーとして身に着けたいものである。あとは山行の際に実践できるかは各自の努力に期待する次第です。

最後に今回の講習に際し「山岳会として有意義な講習であった」と賛辞の言葉もあり嬉しい限りです。また講習の進行に際し参加者各位の協力があり感謝いたします。

以上