前日までの夏日を想定していたが、当日は涼しい曇り空。 橋本駅に集合し、
三ケ木経由で平丸BS下車。ここから登る人は殆どおらず、静かな林の中をゆっくり登っていく。 尾根に出ると上り下りを繰り返し、黍殻山を巻いて避難小屋を下に見ながら姫次へ。
時折雨粒を感じながらも山桜やスミレ、ミツバツツジや馬酔木の花を楽しむ。
徐々に丹沢名物の木道や階段を上り返すようになり、丹沢最高峰の蛭ケ岳到着。
この頃には天気が回復してきて檜洞丸への稜線や宮ケ瀬湖などが見えてきた。
ここでお昼休憩。とりあえず、バテてここの小屋に置いて行かれるメンバーが出なくて一安心。 岩場のアクセントもあり、熊笹の開けた稜線はとても気持ちがいい。
丹沢山、そして塔ノ岳へ。富士山は姿を現さなかったが、様々な種類
の山桜の花を見ながらご機嫌の尾根歩き。 最後、塔ノ岳からは長い長い大倉尾根の下り。半小走りでリズミカルに下りていく
加藤さんについていくと、意外に早く、明るい内に下山することができた。
全員で無事に歩ききることができ、缶ビールで乾杯! 涼しかったことと、上りをゆっくり、下りはリズミカルにと緩急つけたペース配分が
よかったと思う。丹沢を堪能し、とても長いけど、また行きたい魅力的なコースでした。 無理のないペース配分をしてくださった先頭の加藤さん、最後尾から行き慣れたコースの
詳細を教えてくださった中嶋リーダーに感謝です。