2月会山行:鍋割山
23-0211鍋割山
「大倉尾根で塔ノ岳へ」このコースは数年前までは何ということもないコースだったが最近私は2回途中でばてている。言い訳めいた話、そのうち一回は北アルプスで荷を担いで登れるかを試すためにペットボトルを6キロ担いで登った。もう一回はやはり鍋割山へのルートで食材、コンロ、酒を担いでいた。もしかするとそのせいもあるかもしれない。と自分を慰める。しかしだとすると今回もばてるか。先月は全く山へ行けなかったし今週は家の者の風邪がうつり体調は低めだし、とさらに言い訳を考える。確かにこのコースは登り一方でばてやすいコースかもしれない。でどうだったかというと、今回も結構きつかった。
山行のきつさを私は日常的なトレーニングの不足と考える。いろいろな原因により今回はこれが不足していた。
山に登るとき人によって体力のバロメーターを持っていることがある。どういうことかというと私の場合で言えば日常的に時速10.6から11.6キロメートルで5キロメートルを走っているときはどこか安心して山に行けた。膝を痛めて以来これは満たされていない。人により山へ行くときの体力基準のようなものがあるように思えるのだがどうだろう。
そしてその基準は身体的故障、加齢による体力の衰えなどでいずれ下がっていく。それを自覚して山行の仕方を考えていく。そのように最近感じている。
今回の山行は天気に恵まれた。快晴で予報された風がない。見事に富士山が見え振り返ると相模湾に大島がとても近く見える。さらに先に利島も見えた。これほど遠くまで見渡せるのは久しぶりだ。気持ちがよい。雪も予想されたより少なく助かった。
今回の山行は、中島Lから一品持ち寄りの酒肴でお酒を燗で楽しもうという提案があった。これが楽しかった。長い林道歩きのあと大倉の公園での酒宴となった。
肴は今思い出せるものだけを記しても、中島さんの寄せ鍋、瀬川さんのシュウマイ、河村さんの玉ねぎとオイルサーディンを使った料理と生ハムの料理(名前がわからないので後で入れてください)、甲田さんのチヂミ、昆布の煮物(まだあったと思うが書き足してください)吉村さんのマーボー春雨、つぼさんの各種乾き物、私のベーコンアヒージョ、とこれはもう大宴会の様相を呈していた。皆さん実に手際が良く、また酒の量も居酒屋のように無制限ではなく、各自がザックに詰めて運べる量なので適量となる。吉村さんのようにワインを一本持ってくる人やみんなのために河村さんはビールまでもってきてくれたが、私は日本酒2合ばかりだ。さらに時間もだらだらと長くはならない。良いことづくめだ。ただザックは少々重くなるが。
山の楽しみの工夫は考える価値のある楽しみだとつくづく感じた。餅つき大会、ケーキつくりなども楽しい工夫だった。
甲田さんが「荷物はここにおいておけば良かった。」と言ったが。これはとても良いアイデアかもしれない。スタートとゴール地点を同じにしておいて酒肴はデポして、山行を楽しんでゴール地点で宴会とする。
何からくしておいしいお酒を飲む工夫でもありそうだが、まあ良いでしょう。
中島リーダー、皆さん楽しい山行をありがとうございました。