北ア劔/長次郎谷雪渓
○8/10水:長野:扇沢P:0730→(公共交通)→室堂:0900→劔沢キャンプ場:1215 (テントデポ)
○8/11木:劔沢:0245→長次郎谷雪渓:0430→Ⅰ.Ⅱ峰間ルンゼ入口:0600→(雪渓崩落突破できず)→(長次郎谷雪渓戻り)→(劔沢雪渓戻り)→劔沢キャンプ場:1300 (テント)
○8/12金:劔沢:0430→室堂:0800→(公共交通)→扇沢P:0900→温泉・ごはん→帰京
・八ッ峰下半を目指したが、Ⅰ.Ⅱ峰間ルンゼ入口に大きな雪渓崩落があり、どう見ても超えられそうに無くあえなく撤退。 結局、長次郎谷雪渓の往復で終わった。
立山も夏山シーズン。 雷鳥沢がテントいっぱいなのはいつものことだが、劔沢キャンプ場で、これほどのテントを見たのは初めて。 涸沢並みに色とりどりだった。 さらに驚いたのが、小学生低学年、および、園児にも満たないお子様たちが劔沢エリアを元気に走り回っていることだった。
いつものように夜中移動。 長次郎谷雪渓では3Pに会った。 Ⅰ.Ⅱ峰間ルンゼ入口を見ると大きな雪渓崩落。 どうにか突破出来ないかと、いろいろ探したが、接岸面までは距離があり、さらに深いため、雪渓端まで近づくことすら出来なかった。 仕方ないので、Ⅰ.Ⅱのコルは諦めⅤ.Ⅵのコルに向かったのだが雨が降ってきた。 先を行った2Pも戻って来た。 雨雲レーダーではいっときの雨だったので少し待っていたのだが、激しい降りになってきたので諦めることとした。 その後、午前中は頂上に雲が掛かっていたものの午後は晴れ間が見えて来た。 結果的には進んでも問題無かったのだが、なかなかその判断は出来なかった。
翌日、夜明け前から劔には富士山並みの灯り。 皆さん頑張って登っていた。 但し、連日ヘリの出動あり。 野営管理所の人達もいろいろと動いていた。
*劔バリ登攀の土俵に立つためには、まずは雪渓状態の見極め。 今シーズン中に再トライをしていきたい。