曇り空の下、大峠までタクシーで上がると山にガスがかかっているのが見えた。7:50歩き出し。雁ケ原摺山までにガスが切れてくれるのを期待していた。1時間ほどで山頂。五百円札の富士山はここから見える絵図なのに白いガスが覆う。あきらめの雰囲気を振り払うように大樺ノ頭へと気持ちを向ける。破線ルートだがふみ跡はある。大樺ノ頭は平坦で静かな開けた地点。途中少し日が差したりすると新緑が鮮やかだが、雲の切れ間なのですぐに蔭る。鉄塔下で昼食タイム。特に北面に展望があり、あの尾根この尾根と同定するメンバーもいる。鉄塔からはアップダウンを繰り返し200mほど下降する。1409mの栂尾根ノ頭は山名板もなくテープにマジックで1409mとあるのみ。12:10泣き坂の頭はさぞや急な登りと用心したが100mほどの登り返し。静かな森の中の様相で三角点あり。12:30大峰で小休止して記念写真。1139m水無山からは枝尾根通しを下るのだが、上和田の集落に向かうために尾根を外すところがわかりづらい。尾根を外した後もあちこちにふみ跡がある。集落のバス停についたのは、14:50。
雨に合うこともなく無事下山した。