荒川 金石沢

22-0612　奥秩父　荒川　金石沢

　久しぶりの沢である。4月以来だ。未明の雨は激しかった。天候は回復するとは言われていたが少々心配になるほどだった。今日の沢は尾根に沢を詰めて尾根を歩き「キョン」というピークを踏む。そこから少しくだってコルからもう一度沢を伝って金石沢に降り、沢下りで出発地点に戻るという行程だ。沢下りも久しぶりだ。
　私は体力柔軟性など落ちており沢歩きが相応なのだが、正直いうとやはり物足りない。滝が有った方がおもしろい。と言ってもなかなか昔のように岩トレ、ザイルワークなどに一生懸命になれずいる。困ったものだ。
　金石沢はナメが多く途中の樹林がきれいだ。石についた苔も濃くて目に優しい。今日は未明の雨があったので私たちの他には釣り師も沢屋もいない静かな沢となった。
　中央道甲府昭和ICから1時間30分と少し時間がかかるが、沢を始めて訪れる人には良い沢と言える。易しくナメが多く沢や周囲がきれいだ。
　今日は水温が低いが水量は多くない。人影はまったくない。尾根を歩き始めても踏み跡が少なく登山道を草がおおっている。奥秩父と言っても「キョン」という名のピークを知っている人は多くないだろう。
　帰路は久しぶりに中央道が小仏で渋滞した。それでも19:00前には帰宅できた。沢の身支度の洗濯ができた。
　橋爪リーダー、瀬川さん楽しい沢をありがとうございました。またご一緒しましょう。