品塩山
府中5:00⇒下仁田IC⇒しおじの湯駐車場7:50→品塩山登山口(渡渉点)8:30→鉄塔207号9:50→1121mピーク→三岐分岐10:50→品塩山北峰11:30→品塩山南峰11:50→送電線鉄塔(最終到達点)12:00-12:35→三岐分岐13:20→トヤノツムジ14:30→しおじの湯駐車場15:20⇒帰京
群馬県から長野県に抜けるぶどう峠が台風被害で何年も通行止めなので、群馬県上野村にある品塩山は西上州の低山の中でも最奥にある感じです。前半は渡渉あり、手も使って登るざれた急登あり、痩せ尾根ありのなかなかの難コース。鉄塔から先はウキウキするような明るい新緑の尾根歩きでした。日曜日でしたが、コース中だれにも会わない静かな山行でした。
浜平温泉しおじの湯の駐車場に車を停めました。ぶどう峠方面に2キロほど舗装路を歩くと、中ノ沢川を隔てて品塩山の取付きがあります。飛び石で渡れそうなところが見つからなかったので浅瀬を選んで靴を脱いで渡渉しました。登りはじめは鉄塔巡視路に続く赤テープがあるのですが、巡視路をはずれて支尾根に乗ってからはそれもなくなります。できるだけ尾根伝いに進むのですが、急登すぎてやむなくいったんトラバースし、なんとか尾根に復帰したりして予定より時間がかかりました。ようやく鉄塔207号にたどり着いて小休止。ここからは明瞭な尾根で、ほんとに気持ちよく歩きました。その先、三岐分岐はしおじの湯に続く尾根との分岐で、帰りはここを下ります。ピークにそれまでなかった標識が出てきました。三岐分岐を過ぎると品塩山頂上まではときおり岩稜を通過する尾根歩きです。岩稜には数か所、頼ると危なそうなトラロープが付けられていました。頂上は北峰、南峰とも木々に囲まれているので、少し先の鉄塔まで進んで大展望を楽しみました。これまでに登ってきた西上州の山々が周りを取り囲んでいます。下山は三岐分岐まで戻って右に曲がり、出発地のしおじの湯に向かってアップダウンのある尾根を進みます。何か所か支尾根に引き込まれそうになるところがありました。下山後、車を停めさせてもらった温泉で汗を流して帰宅しました。