・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

九州二百名山 由布岳

2022/05/03(火)
報告者
加藤隆太郎
山域
九州
ジャンル
春山登山
天候
晴れ
行程
報告

22-0503 由布岳

 昨日のオートキャンプ場は、夕方到着すると管理人がいない。連絡先、緊急連絡先に電話をしても通じない。どうやらキャンプ場は満員のようだし、どこかテントを張れるところはないかと車を乗り入れると、水を汲みに来た男性が声をかけてくれた。この人はこのオートキャンプ場の常連の方で17:00までは管理人がいたのだがすでに帰ってしまった。東京から来る予定のキャンパーがいると言っていた。9番が東京からのSさんの場所だなどと教えてくれた。お金は預かって明日管理人に渡しておくなどということまで言ってくれた。ようやく落ち着いて今夜の寝場所にありついたというところであった。このテン場で寝ていると明け方近くに雨が降った。明日の天気はどうだろうと心配していたが、目覚めると快晴の空であった。

 由布岳は湯処湯布院から間近に見上げる山だ。姿よく200名山にも入っている。湯布院からは由布岳の西峰と東峰がはっきりと見える。
 近づくにつれ由布岳の姿が大きくなり何枚も写真を撮りながら行った。正面登山口に到着するとどこよりも真正面から由布山の全貌が見える。
大きな駐車場が併設されているが車の数は多かった。私たちの後にも次々と車が訪れている。
 見上げると由布岳に近くは樹林が広がっているが手前の溶岩が広がった上に出来た草原には木々はまばらだ。緑の草が覆い尽くしており光を反射して輝いている。とても明るい。ここからも西峰と東峰が見える。気持ちも晴れ渡り弾むような気持で登山を開始する。樹林帯に入っても新緑が光ってきれいだ。
 正面の山腹をジグザグに登っていきずっと眺望がきいている。心が解放されていく。
 約2時間で西峰と東峰の鞍部に到着。ここからまず西峰に登っていく。ここからは岩場が少し続く。人が多いので時折渋滞する。30分弱で登頂、気持ちがいい。
 下りにかかるとのぼりよりさらに渋滞、女性の方が怖くなって途中敗退していた。
 鞍部に戻り今度は東峰に登るこちらは岩場はない。楽しく登ることができた。食事を摂ったりしてゆっくりと下りふもとの輝く草原を写真にとる。
 実によい山であった。

 帰路湯布院の街により「ゆのつぼ温泉」という公営の温泉に入った。無人で一人200円である。何か名物を食べたいと「うどん」を食べた。私は冷やしカボスうどんを食べた。季節限定、さっぱりした透明な汁でおいしかったです。ここは大変な人出であった。