・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

愛鷹山

2022/03/20(日)〜09/21(木)
報告者
西山
山域
富士山南側山域
ジャンル
ハイキング
天候
曇りのち曇り
行程

6:30愛鷹山水神社→10:00位牌岳→10:50袴腰岳→11:50愛鷹山→14:00愛鷹山水神社

報告

谷川岳連峰の展望台と呼ばれる積雪期に登れる「阿能川岳」計画は、天気予報が悪いので、代替山行の「愛鷹山」へ切り替えた。最高峰の「越前岳」は見送りその南面の「位牌岳~愛鷹山」を周回することとなった。水神社で2台が合流し6:30には歩き出した。気温10℃ほど。風がないから寒さを意識することもないが日差しが待ち遠しくなる。予報通りならもうすぐ青空と日差しのお目見えのはずだ。桃沢川筋の登山道はガラガラの石が重なり不安定な足元だ。池ノ平分岐をすぎ、つるべおとしの滝を横目に標高を上げ、途中小さなハナネコノメに遭遇して色めきだつ。途中休憩一回。やがて尾根に合流。ガスもかかってきていて視界が短くなってきた。位牌岳1457mには10時過ぎに到着。三角点あり。小広いピークでピーク感はあまりない。休憩していても日が差さないのですぐに寒くなる。袴腰岳と愛鷹山へ向けて歩き出す。尾根は少しやせている部分もあるが歩きやすいし見通しもいい。いいが見通せない感。晴れていて視界があれば、鋸岳がよく見えるらしい。時折切れるガスの合間に鋸岳のギザギザを見たような気がする。10:50袴腰岳で小休憩。山頂からの分岐を南にとって下る。もう一ピーク稼いでググっと下る、馬場平はヒメシャラのむき出しのつるつるの木肌が目立つ。馬場平からさらに下っていくとその鞍部と向こうに意外に大きい愛鷹山1187mが眼前に開けた。それらが一望できたことに高揚する。ただ鞍部までの下りは土が緩く傾斜も甘くないのでズルツと滑る。気を抜いて尻もちをついてしまう。鞍部で帰路の分岐を確かめて、90mほどの登り返しをして11:50愛鷹山に到着。山頂にはパーティが何組かいて少々賑わいもある。昼食を終えて下山開始。柳沢橋から林道を外して昭文社地図にない尾根筋のふみ跡を追うことにしていたら、しっかり道標がある。その尾根を外す駐車場への下りはなかなか急でロープと石段があるが今日一の核心部だったと、14:00に下りきり安堵した。