・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

静かな尾根歩き 大塚山 境界尾根と丹三郎尾根

2022/03/06(日)
報告者
加藤隆太郎
山域
奥多摩
ジャンル
冬季ハイキング
天候
晴れ
行程
報告

2022-0306大塚山 境界尾根から丹三郎尾根=静かな尾根歩き
 
今回の大塚山は御岳山の北にある標高920㍍の低山である。ここを青梅市と奥多摩町の境界尾根から登り丹三郎尾根を下ろうという計画である。行動予定時間は4時間30分。これは明らかに易しい低山山行だ。何年か前、松浦隆康さんの「静かなる尾根歩き」という本を見つけた。奥多摩、丹沢、奥秩父、八ヶ岳、南アルプスなどから100コースを越える山行が記載されている。奥多摩、丹沢は本の題名の通りあまりハイカーが歩かない尾根を探しては実際に登り紹介してある。コースはとても丁寧に正確に記されている。ただあまり歩かれていないので読図の力が少し必要となるコースもある。この本にとても引かれた。この方の記されたコースを歩いてみたいと強く思った。
大塚山はこの本に記されている。
登りに使った境界尾根は青梅市と奥多摩町との境界を画している尾根だ。山と高原地図には道は書いておらず境界線が引かれている。歩いてみると
登山道にしている尾根より急登が多い。大塚山へのメインの登山道に出る最後の所は沢の詰めに少し似ていた。
下りの丹三郎尾根はこの地を拓くことに貢献した原島丹三郎友連に由来するそうだ。この尾根を下って古里駅へ向けて歩くと由緒の有りそうな屋敷が「丹三郎」という名前のソバ・うどんの店になっている。ひぐまさんが聞きに行ってくれたが残念ながら予約のお客さんしか取らないということだった。人気のある店のようだ。
今回はひぐまさんご夫妻と楽しく歩けました。またよろしくお願いします。