表尾根から塔ノ岳
2022-0206表尾根 塔ノ岳
電車での山行は1月3日以来、約一月ぶりか、公共機関での山行は良さがある。山行をおえた後の一杯はもちろんだが、運転がないぶんのんきでいられる。事故の心配も車よりはとても低い。乗車中の遠足気分も楽しいし時間も予定通りにいく。途中眠りたければ遠慮なく眠れる。
6:15に小田急永山駅、7:10に秦野駅、4番バス亭にはハイカーがすでに並んでいる。やヤビツ峠行きだ。乗り込むと結構満員だ。身体が触れあうほどではないが満員だ。バスはかなり林道を登っていく。標高760㍍ヤビツ峠、15台の駐車場、トイレもある。寒い。歩き出す前はこの季節どこでも寒い。ここから登山口まで1.5㎞の林道歩き、道が下っているので身体が温まらない。登山口到着、塔ノ岳まで6.2㎞だ。
近年は大倉から登るハイカーが多いが、ヤビツからの道も中々良い。今日もよく晴れているから景色が良いだろう。尾根に出るまでは日陰が多く身体が温まるのに時間がかかる。
二ノ塔、三ノ塔、烏尾山、行者ヶ岳、と次々ピークを越えていくが、次のピークが前方に見えているので楽しい。途中には岩場の鎖場もある。約3時間20分で塔ノ岳山頂。
富士山、相模湾、大島、眼下の街全てがよく見える。確かに尊仏山荘からの夜景はきれいだろうと思える。
中島プレゼンツの鍋割山・ろうばいの山行が近いので鍋割山をまわって降りようかとも始め考えていたが、+2時間の歩きはやって歩けないことはないが時間も遅くなりそうなので大倉尾根を下ることにした。
前前回の赤城山で昼飯のとき、お湯が冷えてしまってカレーメシの中のルーが3分の1ぐらい溶けなかった。これを防ぐため今回は銀シートの切れ端でカレーメシ保温箱を作ってきた。これを使ってみる。なかなかうまくいった。確かに温度は保たれた。ただ塔ノ岳の気温は、赤城山よりは高い。赤城山は-15度ぐらいだった。塔ノ岳は-5度ぐらいではないか、塔ノ岳では持参したペットボトル内の水は凍らなかった。赤城山や権現岳ではかなり凍った。もっと低温の状況でも試してみたい。ただこの箱、少しかさばるのが難点である。
塔ノ岳山頂は風がある。その分寒い。手袋を脱いでスマホをいじったり、食事の用意をしていると手がかじかんで痛い。
大倉尾根を降りる。50台のころは下りは走るように下ったものだが今は一歩一歩踏みしめて下るようになった。その方が危なくなくて良いと思うことにしよう。
坪田さんとお喋りしながら降りたので馬鹿尾根などと悪口を言われる大倉尾根だが時間は長くは感じなかった。
秦野駅のスーパーでお酒を購入し駅で頂いた。ほどよく胃が温まり身体がほわんとして電車で帰宅した。
本日も天候にも恵まれ最高の山行でした。坪田さんありがとうございました。つぼさん小田急駅に近いと分かったのでまた丹沢の山やりましょう!!