お坊山・笹子雁ヶ腹摺山
20210822 お坊山・笹子雁ヶ腹摺山
本日ご一緒するOさんとは最近も山へ同行しているがTさんとは久しぶりだ。また、帰り道に笹子の笹一酒造に寄るのも久しぶりでこれも楽しみだ。
集合地点の甲斐大和駅ではハイカー姿の大勢の人達が降りた。甲斐大和駅からはいくつかの登山ルートがあるが通常この駅ではさほど多くの人達は降車しない。どこへいくのだろう。と内心不思議に思っていると改札を出たところに小旗を持った男性が二人いて駅前に駐めたバスへとハイカー達を誘導している。どうやら大菩薩嶺へのツアーのようだ。今日の曇天では富士山は望めない可能性が高い、と気の毒に感じる。
以前に大菩薩に登ったとき峠で大勢の関西弁の人達とであった。大菩薩からの富士山は風呂屋に描かれた富士山と少し違って構図がおもしろい。そのときの富士山も前衛の山々と雲の配置が良く、とても良い富士山だった。ちょうどお昼時とあってどうやら関西からの大菩薩ツアー客らしいみなさんが同じおにぎり二つのお弁当を開いていた。
「世界一豪華なお弁当たべまひょ、富士山を見ながらのおにぎり」と50台ぐらいのご婦人が隣の男性に話しかけていた。すてきなことをおっしゃると未だに忘れられない。
本日の私たちのコースは甲斐大和駅から東へ40分ほど歩いてから大鹿峠へ向かい、お坊山、米沢山、笹子雁ヶ腹摺山を経て甲州街道へ下る。コースタイムで5時間10分ほどのコースだ。もちろん甲州街道沿いのTさんが発見した油屋さんでビールを求め、笹一を目指していく。Oさんのザックが大きめなのは笹一酒造でお土産の日本酒を入れるためだ。
笹一の濁り酒を飲みたいが2年ぐらいおいていない。前回Oさん達が訪れたときは薄濁り酒が有ったそうだが今日は手に入るか。また山廃仕込みの酒もおいしいし、ここにしかおいてない五百川もうまい。
甲斐大和駅近くには景徳院というお寺がある。武田勝頼と武将たちのお墓がある。武田家終焉の地と案内には記されている。私たちはこのお寺によってから歩き始める。
朝もやの中大鹿峠への登山道を行く。途中古びた氷川神社を通過し急登を進む。初めてのルートだが大鹿山山頂への登山道はかなりよく整備されている。ようやくいつも通る大鹿峠、やはり冬場よりは木が生い茂り展望があまりない。小休憩後お坊山へ進む、また急な登りが続く、アップダウンを幾度か繰り返し、また急な鎖のある坂を下りを何度か繰り返し、米沢山から笹子雁ヶ腹摺山へたどり着く。そkぽからはいつも登りで使う道を新中橋へと急ぐ。。笹子に早く着かないとゆっくりと時間が取れない。
ようやく甲州街道へ出て途中ビールでのどを潤し笹一酒造へ
のんびりしたあと笹子駅から東京へ
今回はかなり歩きごたえのある山行だった。