湯沢 平標山 仙ノ倉山
平標山登山口(駐車場)5:35→松手山7:20→平標山8:40→仙ノ倉山9:40→平標山10:30→平標山の家11:10→平標山登山口13:30
谷川連峰の西端に位置する平標山と仙ノ倉山に行ってきました。
なだらかな山容と草原が広がり360度の展望があり 6月初旬から雪が消えると高山植物がいっせいに咲き始めるお花畑を楽しみに出かけました。
翌日の行動に余裕を持たせる為に 前日夜発 駐車場でテント仮眠しました。
深夜に到着しましたが、駐車場には20台程先着の車があり、静かにテント設営
トイレは夜中でもドアを開けると自動点灯で着替えもでき広くてとても綺麗でした。
朝は4時過ぎから明るくなり 自然に目が覚めます。
各自 朝食を手際よくとり テント撤収し予定より早く出発出来ました。
ただ、天気が予想していたより思わしくなく ガスと霧雨の中出発
登山道には 1号目から各標識が建ててあり、目安になります。
鉄塔までは急騰で蒸し暑く息が切れます。ガスの中 でっかい鉄塔で一休み
ここからは 雲が切れてきて周りも心も明るくなります。松手山まで登ると
これから先の稜線が見え始めました。
西側の苗場山方面も雲の隙間から見えてきました。
太陽も出てきて 勾配も緩くなり 平標山頂らしき階段道も見え展望が開けて足が進みます。
登山道は かなりの場所で木道や階段が設置され、大切に高山植物が守られています。
お花がちらほら咲いていますが、少し早かったようです。
チゴユリ、イワカガミ、イワナシ、ミヤマキンポウゲを楽しみ3時間程で平標山頂上に到着しました。
残念なことに山頂はガスってます。立ち止まっていたら体が直ぐに冷え、
風も強くなり 防寒対策してすぐに仙ノ倉山へ向かいました。
この間はかなり寒く お花畑もまだ、ワラを被っていて ハクサンイチゲだけが 少し花をつけてくれてました。アズマシャクナゲやミネザクラの蕾も固く これらが咲いたら素晴らしいお花畑になるのだろうと想像するしかありませんでした。
仙ノ倉山でも展望は無く 折角置いてある方向盤も役に立ちませんでした。
平標山へ戻ると南西方向は明るく 平標山の家方向は開けてました。
木製の階段の周りにショウジョウバカマ等咲いているのを見ながら 降りました。
登りの人もかなりすれ違いました。人気の山であることが良く分かります。
山の家では、又お日様も出てきて、暖かくなり、平標山南面の残雪を眺めながら昼食をゆっくりと取りました。
ここからは駐車場までは 2時間弱足に優しい登山道でした。
以前から 行って見たいと思っていた思いがけず平標山に行くことが出来、
又 お花最盛期の時や 晴れた日に谷川岳まで歩いて見たいと思える山行でした。