葛葉の泉まで、高速道路を使わなくても順調に来ることができました。
朝早くから泉の水をペットボトルに汲んでいる人が数人いました。
沢登り開始
2週間前の西沢では気温零度だったようですが、今朝は暖かい。
昨年は巻いて登った滝も、今回は坂立の滝以外は直登しました。
坂立の滝は、右手の乾いた岩を登って、上からロープを出せば安全に登れそう。
今年初めてもあって、直登すると結構疲れてきます。
どこから登ろうか?
趣味だからと、わざわざ滝のシャワーを浴びて登る方も。
水は冷たいけれども、気温が温かいので、気持ちがよい。
楽しい!
三俣から詰めに入る地点は昨年と同じ青テープが巻かれた地点。
相も変わらず、もろく崩れる土砂の急斜面を這い上がっていく。
橋さんは新品の軽量バールを披露して、斜面に突き刺して登っていきます。
何も持たない私どもは、なるべく崩れそうもない足場を探して、4つ足で登っていく。
三ノ塔に着いて衣服を着替えていると、
濱さん、ヒルに取りつかれてしまったようです。
一匹、二匹、三匹、、なんと五匹の餌食に。
ほか三人は全く被害なし。
詰め上がって登山道に出たときに、登山道脇の草むらに座ったことが敗因とのこと。そこで取りつかれたようです。
足から鮮血がしたたり落ちます。
三ノ塔で休んでいた親子連れの方からテープ絆創膏をもらって張りました。
けれども、血は止まらない。
足にヒルジン(ヒルの体液)が注入されて凝血できなくなった。
それでも、昼飯なしでは空腹なのでヒル飯を食べ、記念写真だけは取りました。
三ノ塔を去る際に、地面に着いた血の跡を見ると、グレープジュースのような色になっていました。
ヒルジンの入った血は、きれいな色に変わります。