・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

赤鞍ヶ岳~菜畑山

2021/02/20(土)
報告者
森多
山域
道志山塊
ジャンル
ハイキング
天候
晴れ
行程

自宅5:30~中央高速~道志村役場7:30→登山口(大栗)8:00→ゴトー石→稜線9:30→赤鞍ヶ岳(ワラビタタキ)9:50→ウバガ岩→朝日山(赤鞍ヶ岳)11:00/10→岩戸ノ峰→道志口峠→ブドー岩の頭12:20/40→菜畑山13:40/14:00→登山口(和出)15:00→道志村役場15:20~中央高速~自宅

報告

以前道志今倉山から二十六夜山を歩いた時、その稜線上に連なる菜畑山から赤鞍ヶ岳を歩こうとは思っていた。昨年末にシモバシラの花を見に高尾山に行った時、一丁平か高尾山頂にある展望図に御正体山に並んで赤鞍ヶ岳(1257)が書いてあるのを発見して、山座同定趣味の私は、これは登らなきゃと思い立った。

道志村役場は土日祝駐車可。ここには2つの赤鞍ヶ岳がある。役場近くからと水源の森からあるが、少し長いが2つの赤鞍ヶ岳を通過するルートをとった。途中のウバガ岩の展望が素晴らしいと聞いていたからだ。道志の山は落葉樹が多いので、今回も木々の合間からの展望を楽しみ、太陽の暖かさを感じながら歩いた。

車道を少し歩き、登山口より登り初めてすぐに富士山や大室山方面が見えてきた。稜線に出ると中央線沿線や大菩薩にかけての山々が見え隠れしている。ところが赤鞍ヶ岳(ワラビタキ)山頂は藪っぽい中にあり展望はゼロ。すぐ先のウバガ岩がこの日一番の展望地となった。そこから次の赤鞍ヶ岳手前まではアップダウンの所々で開けた景色を楽しめたが、次の赤鞍ヶ岳山頂も平らで木々に囲まれていた。その後も同じようなピークのアップダウンを繰り返し、岩戸ノ峰、道志口峠、ブドウ岩の頭まで来たが、少々疲れてきて大休止。ウバガ岩から菜畑山を見た時の遠さを感じた。やっとの思いで菜畑山に到着した。山梨百名山であまり広くないが南に開け、丹沢方面から富士山にかけての山々をゆっくり楽しんだ。

今回赤鞍ヶ岳(朝日岳)と菜畑山で2パーティーと下山後駐車場で1パーティーと出会った。
このロングルートは稜線上のアップダウンが多く、考えていたよりきつかった。しかし危ない箇所もなく雪がついても歩けそうで、今倉山も含め、ルートを工夫して秋から冬に良い山域だと思った。

道志村役場駐車場
すぐに富士山が出現
ゴトー石 目の前には大室山
稜線に出る
赤鞍ヶ岳(ワラビタキ)は藪の中の山頂
ウバガ岩からの富士山
朝日岳菜畑山の長い稜線 富士山にかかっているのが今倉山
北岳が白く、鳳凰三山、甲斐駒も見えた
ここの赤鞍ヶ岳(朝日岳)も木々の中の山頂
岩戸の峰 見逃しそうなピークが多い
道志口峠 和出に降りられる
菜畑山頂 正面の富士山が光って写っていない
大室山から西丹沢の山々
歩いてきた長い稜線を振り返る
オバケのような苗木の保護網
鹿よけの扉を通過しもうすぐだ