三浦アルプス
20210223三浦アルプス
久しぶりに鎌倉方面に足を運んだが、小田急線を使えば思っていたより近いと感じた。これからこちら方面に来る機会が増えるかも知れない。鎌倉、三浦方面には訪れてみたい場所が多い。
三浦アルプスは初めてだが、街に近い里山で行程に緊張を強いられるような所はあるまいと勝手に考えていた。Yさんが今回言ったように「山を舐めてはいけない。」この考えが甘かったことを後ほど知らされることになった。(不安な音楽)
京急逗子葉山駅南口に9:30集合、予定では全行程3時間40分ほどの行程である。今日も天気は快晴に近い。9:30のバスにも乗ることができてトンネル手前の風早橋で降り、少し進んで左手の階段を上る。尾根道に出るまで割と急な道を行く。15分ほど歩いて視界がはれると仙元山だ。眼前に青い海が広がっている。丹沢でも海は見えるがここの海はとても近い。ヨットも浮かんでいる。1時間でも見ていられそうだ。
しばし景色を楽しんで登って行く。1時間少しで観音塚、途中156段の石段などもありなかなか遠い。ここには石に刻まれた千住観音像がある。このあと乳頭山を目指していく。道標にはあと3.4㎞とある。時間はどのぐらいかかるだろうか。距離だけでは分からないのが山道だ。実際は途中昼食を挟んで3時間半ぐらいの行程となった。
本日の昼食は明太子スパゲティ、なかなかおいしい。このシリーズ(S&B)のペペロンチーノは私にはどうもあまりおいしくない。どちらにしろ茹でた麺にかけるだけの安直な物ですけど、工夫の余地のあるところだ。オイルを足すとかスープに絡めるとか。
この登山道には事故があったときのための番号札がある。今回のコースでは⑭から始まり行程半分過ぎの㉛までははっきりとあったが、そのあとは無かった。この番号がなかなか現れない。乳頭山までが思ったより遠かった。乳頭山についた時点で14時53分であった。
ここで下山路について鳩首会議、はじめはまだ距離のある畠山、十三峠、安針塚を目指そうと考えていたが、時間がかかるのでコース時間の短い田浦梅林を目指すコースをとることにした。梅林には梅が満開であろう。最後にうれしいご褒美が観梅というわけだ。
しかしこのコース下りが実に急坂であった。全ての坂にロープが付いている。ロープの必要な急坂を10箇所ほど下った。ここでけがをしてはいけない。けがをしては山行は成功とは言えない。気が抜けない。全ての急坂を無事下り、横横道路が見えたときは安堵した。広い道路を田浦橋で渡り田浦梅の公園につくと、見事に白梅紅梅が咲いている。最後にうれしいご褒美が待っていた。梅の香を堪能した。
今回はベテランぞろいでさすがに時間はかかっても事故無く山行を終えた。最後は梅林というご褒美もあり大満足の山行でした。みなさんお疲れ様でした。