・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

六甲山縦走

2020/11/28(土)
報告者
加藤隆太郎
山域
六甲・摩耶
ジャンル
ハイキング
天候
晴れ一時雨
行程
報告

20201128(土)晴れ一時雨
本日は3コースに別れて六甲山縦走コースを歩く。市街地に近い山なので枝道が多い。沢山のコースが選べる。Yさんはケーブルカーとロープウェイで摩耶山へ、Oさんと案内人OBさんは青谷川コース、Fさんと私はトゥンエンティクロスというコースを通って摩耶山へと、3コースで摩耶山に集合しあとは一緒に歩く。はじめトゥンエンティクロスのクロスは何の意味か良く分からなかったが、漢字で分かった。「二十渉」沢を何回も徒渉するという意味であった。
朝5時30分に出発、JR新神戸駅を渡っていくと沢音がする。まだ暗くヘッデンを使っている状態なので良くはみえないが、河床はずっと一枚岩が続いている。どうやらここいら一帯は花崗岩の山らしい。雌滝、雄滝、雄滝は大きな滝壺を持っている。水量が多いと迫力があることだろう。今は高いところから一条の流れが雄滝というよりは糸滝と言った様子で流れている。次第に明けてくるがまだほの暗い中に雄滝はかなり大きい。
 階段が終わり山道になってくる。小広く成っているところに人が集まりラジオ体操をしている。広場前は視界が開けており海と市街地が一望できる。朝焼けがきれいだ。途中道を間違えたりしながら貯水池に出る。確かに水量が少ない。滝も細るわけだ。途中崩落のため通行禁止の看板があるが、通れることは聞き知っているので通っていく。一度徒渉するとすぐに崩落箇所だ。急傾斜の所にはロープが張ってあり安全に通過できる。その後沢沿いにずっと進む。徒渉も繰り返すが、水量が少ないので困難さはない。しかし、水量が多ければこんなに市街地に近い山でも徒渉はかなり難しく成るだろう。
途中沢が穏やかに流れる箇所があり、木製の木橋が架かっていた。「河童橋」と記されている。確かに上高地の河童橋のあたりと少し似ている。確か地図上に穂高、何とか槍といった地名もあった。楽しい命名だ。
摩耶山集合は10時、道を間違えて30分ぐらい遅れている。少しばかり歩を早め間に合わせた。5時半から歩き始めているので10時で4時間半歩いていることになる。摩耶山からが本日の歩きの全員でのスタートだからこのコースなかなかの長距離だ。全山縦走すると 47㎞というが我々のコースは何時間かかるのだろうか。
実は終わってから時間と地図アプリで確認すると、29㎞、10時間のコースであった。なかなかの楽しめる長距離コースと言える。
摩耶山をスタートして、何度も展望の良いところを通るが、このコースにはかなり自動車道路の脇を歩く時間がある。ゴルフ場の中を歩く部分もある。ゴルフ場の中を抜けて、ガーデンプレイスというレストランや土産物を扱う店などがあるおしゃれな場所で昼食とする。例によってカップヌードルの昼食だ。今までに何度食べたか分からないが、ぬるめのお湯でも柔らかくなり、温かく、時間が少し短くて芯が残っても食べられるカップヌードルは我々の山の常食となっている。よく飽きずにおいしくいただけるものだと思う。
ここで昼食を摂っている最中に空が暗くなり雨が降り出した。昼食を急いで食べ雨具を着込む。ここでYさんと案内人OBさんはバスで降りることになった。確かにこの先には都合のよいバス亭もなく、歩き続けるしかなくなる。
OさんFさん私Kで歩き出す。この先は自動車道路でも良いし、脇を通る山道でも行ける。私たちは山道を選んでアップダウンを繰り返し進む。雨で気温も下がったようだが、雨具を着込んでいるので快適に温かい。
六甲山最高峰に到着、海抜931㍍。3人で写真を撮る。雨であたりはガスってしまっている。昼までにたくさん良い景色を見たのでよしとしよう。
ここからは全山縦走する場合は宝塚へ向かい、我々は有馬温泉へ向かう。途中ハイカーにも出会うが軽装の人も多く雨具を着けていない人は髪が濡れている。印象としてはかなり下った。次第に有馬温泉街が現れてくる。茶色い温泉で日本三大温泉地の一つ、有馬、草津、道後、どこも古い歴史を持っている。
温泉地の賑わいのなかで本日の山行は終了。かなり歩きました。お疲れ様でした。
本日はここで終わりではない。夕方からYさんが朝乗ったケーブルカーとロープウェイを乗りついでもう一度摩耶山に登り、神戸の夜景を見る。寒くなってきたので着込んでいく。ケーブルカーで登って行くと、眼下に昼間見た神戸の市街と神戸港が広がっている。
摩耶山につくと昼間には気がつかなかった展望場所に続く道に、青白く光る石が埋め込んであり進む道を示している。展望台からの市街地は、灯りが一面の宝石を織り込んだ絨毯のように光っている。上空には満月。寒さを忘れて見入る。普通100万ドルの夜景というが、ケーブルカーの中では1000万ドルの夜景と言っていた。確かにそうかも知れない。山行の最後にこんなご褒美はありがたい。山と夜景、心ゆくまで堪能しました。リーダー始めみなさま、
ありがとうございました。