・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

北ア劔/池ノ谷ゴルジュ上部

2020/11/22(日)
報告者
はし
山域
立山連峰
ジャンル
バリエーション
天候
晴れ
行程

〇11/22(日):馬場島P:0445→白萩川堰堤:0530→タカノスワリ溯上→池ノ谷入口:0700→小窓尾根1600mピーク超え:0930→(下り)→池ノ谷雪渓:1020→(下り)→1つ目滝(懸垂下降):1130→(折り返し):1220→(滝の脇を登り返し)→池ノ谷雪渓:1330→(登り返し)→小窓尾根1600mピーク超え:1530→小窓尾根入口:1630→タカノスワリ(下り)→白萩川堰堤:1740→馬場島P:1830→温泉・ごはん→帰京

報告

・今シーズン3度目のゴルジュ。 今回は上流側から下降することとした。 下流側では見られなかった迫力のある大きな滝を見ることが出来た。

前日までの雨の影響?により、前回(11月初め)より、水量が増していた。 また、池ノ谷雪渓からゴルジュ上流は積雪があり、ところどころ岩の表面が凍っていた。 こうなると沢靴での対応は厳しい。
雪渓に降りて沢を下っていくと、すぐに大きな滝にぶつかった。 下流側では見たことの無い大きな滝である。 何とか下降出来ないかと探しているうちに、脇に懸垂が出来そうな箇所を見つけた。 しかし、この先万一進めなかった時、戻ることを考え、ザイル、スリング、支点を残して下降することとした。 しかし、直ぐに次の滝にぶつかる。もうザイルは無いので、ハーケン+スリング+アブミを使い、戻るルートを確保して下降を続けた。 するとさらに大きな滝にぶつかる。 もうツールは使い切ってしまったので、もう先には進めない。 折り返し時間も迫っていたので、進むのはあきらめ戻ることとした。
戻る際、残置したザイル、スリングがあるとは言え、雪と氷、苔でツルツルの岩肌、および、ハングしている岩を登るのは厳しい。 セルフを取りながら何とか登りきり、1600m尾根への登り返しに戻ってきた。 このエリアは雪崩の巣なので、生えている木や竹が下向きになっていて非常に登りにくい。 でも、富山の山岳会の方達がトラロープを設置してくれているおかげで安全に登ることが出来た(感謝)。
明るいうちに作業道に出たかったが全く間に合わず、真っ暗の中、沢を下ることになってしまった。 でも、3回目ともなると沢状況は分かっているので、ヘッドランプを照らし、無事に戻ってくることが出来た。

*今シーズンのトライは終わり。 まだ、見ることが出来ていない滝があり、来シーズンに向けて、突破対策を練る。

景観No.1スタバと後ろに立山連峰
立山連峰
いつもの池ノ谷方面へ
橋の欄干が外されている
タカノスワリ
水量多い
池ノ谷入口
1500m付近より積雪あり
小窓尾根1600mピーク
池ノ谷雪渓
小窓方面。いつ見てもカッコイイ。
ゴルジュ方面
終リノ滝?
滝つぼ
雪崩の斜面