・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

根本山~熊鷹山

2020/11/13(金)
報告者
比留間麻(全3名)
山域
栃木・群馬県境
ジャンル
ハイキング
天候
晴れ
行程

不死熊橋登山口7:00→根本沢コース取付き7:05→籠堂跡8:50→男坂→旧道→根本山神社本社9:12→根本山神社奥社9:28→行者山9:46→根本山10:12→熊鷹山11:11→丸岩岳12:16→石鴨林道→不死熊橋登山口13:42

報告

根本山は栃木・群馬の県境、桐生川源流付近にあります。ヤシオの季節に登りたかった山ですが、終盤の紅葉もなかなかでした。登山口手前の道路は狭くてすれ違いが大変そうでしたが対向車もなく、登山中に会ったのはひとりだけという平日の静かな山行でした。

登りの沢コースは根本山神社の参詣路として江戸期によく登られていたそうで、祠や丁石などがたくさん残っていて独特の雰囲気があります。荒れていた古道を数年前に地元の有志が整備したそうで、道標やロープ、鎖がつけられていました。男坂・女坂分岐で男坂を、旧道・新道分岐で旧道を選んで登りましたが、これが最も登りがいのあるコースのようでした。沢沿いの紅葉がきれいでしたが、落葉が登山道に積もって歩きにくいところもありました。

沢と岩場の参詣路を登って根本山山頂に着くと貸切りでした。根本山から先の熊鷹山~丸岩岳は一転して明るい尾根歩き。適度に葉が落ち、見通しが利いて気持ちのいい道でした。熊鷹山には展望台があって、男体山、日光白根山、皇海山など360°の大展望です。熊鷹山から丸岩岳までの尾根の両側はとくにモミジが多く、赤がきれい。下山は1時間あまりの林道歩きですが、沢に沿って林道がつけられているのであまり退屈せずに歩くことができました。

登山口に貼られていた参詣路の「歴史遺産案内」地図
二十丁から始まって六丁まで登ってきた
男坂の登り このあたりから沢にロープと鎖が増える
根本山神社本社の鐘撞堂 傾いている
根本山神社本社のみごとな彫刻
根本山神社本社を過ぎると急な岩場
鎖が整備されている
根本山神社奥社
根本山山頂
熊鷹山山頂の展望台
熊鷹山から見た男体山、日光白根山方面
倒れそうな鳥居
丸岩岳に続くモミジの尾根
落ち葉の量がすごい
丸岩岳山頂
下山は沢沿いの石鴨林道