・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

東沢渓谷 沢歩き

2020/11/07(土)
報告者
中島
山域
笛吹川中流
ジャンル
沢歩き
天候
晴れ
行程

6:00西沢渓谷駐車場6:20-7:20河原で沢支度-8:20山の神(遡行開始)8:40ー9:15乙女の滝-9:40東のナメ沢ー10:20西のナメ沢ー11:00魚留滝ー11:30千畳のナメ(昼食)12:00-14:00山の神ー(カメラ探し20分)ー15:30河原ー16:30西沢渓谷駐車場

報告

昨年に続き、西沢渓谷の隣にある東沢渓谷に紅葉を見に行きました。
東沢渓谷はやや標高が高いのでしょう。
車を駐車した西沢渓谷は紅葉が見ごろでしたが、東沢は落葉し始めていました。

東沢渓谷は、入渓地点の山の神まで2時間ほど山道を歩きます。
山道はかなり崩落した場所が多いですが、ワイヤやトラロープで確保されています。
昨年は魚留滝まで達せずに引き返しましたが、今回はややピッチを上げて千畳のナメまで行くことができました。
千畳のナメまで行くと、引き返してくるのがつらくなります。
ここより先は、沢泊をして二日がかりで甲武信ヶ岳まで詰め上がるほうがいい。

一日中曇りの天気予報でしたが、ほぼ一日晴れており、紅葉の鑑賞には最高の日でした。
三人の晴れ男パワーの力でしょう。
来年は、三度目の正直で、甲武信ヶ岳まで詰めたいと思います。

朝6時に西沢渓谷の駐車場に到着。 準備をしている間に周囲が明るくなりました。 暗いうちは見えなかった紅葉が現れます。
駐車場から出発。 東沢に行くには、つり橋を渡ってから右手に入って河原に降ります。 鶏冠谷出会いで東沢を対岸に渡渉しますが、1か所石伝いに渡れる場所があります。 裸足にならずに済みます。
東沢の水は澄んだ深青色。 イワナが岩陰から出てきそう。
入渓点の山の神に到着。 気合が入ってます。
東沢の紅葉。 しばらくはゴーロ地帯が続きます。
乙女の滝 一枚岩のスラブで、滑って登れません。
ゴーロに飽きてきました。
ゴーロからスラブに代わります。 スラブは滑りやすい。 苔起因の滑りやすさではないので、フェルトソールよりもラバーソールのほうがグリップが良いようです。
鹿の角。 ちゃんと2本そろってました。
東のナメ沢 ずっと上まで続いています。 フェルトソールはスラブでは滑りやすいので、下る時には注意。
ダンプカーよりも大きなチョークストーン この岩が転がってきた光景を想像するとぞっとします。
魚留滝の下 巻き道の目印がスラブの上についている。 スラブの傾斜は緩そうですが滑ります。 左の箇所から回り道をして目印までたどり着き、ロープを出して登りました。
魚留滝の上にある千畳のナメ このナメは美しく長い。 このナメを見ただけで本日の山行の目的が達せられました。
まだ元気ですが、12時になりましたので、ここを折り返し点として引き返します。
名残惜しい千畳のナメ
西沢渓谷の駐車場に向かって、紅葉のトンネルを歩いていきます。