奥秩父 竜喰谷
稲田堤4:00-調布IC4:30-八王子IC-二ノ瀬7:00~竜喰谷出合7:35~下駄小屋の滝8:40~曲り滝9:10~終了点(橋)11:10/11:30~大常木林道~二ノ瀬13:30
次週の剱岳のトレーニングとして竜喰谷を選んだ。
八王子ICで降りて奥多摩湖を経由しておいらん淵先の一之瀬川沿いの道路は昨年の台風19号の影響で道路が崩落し不通になっていた。落合から作業平橋経由で二ノ瀬の今回の下山箇所に車を停める。
竜喰谷出合までの道路を下るとすぐに通行止めのゲートがある。一之瀬川を石楠花橋で渡るとまもなく竜喰谷出合付近の駐車場に着く。ここから踏み跡を辿って一之瀬川に降りる。少し遡るとすぐに二段の滝に出会う。一段目と二段目の滝の中段に竜喰谷が合流している。
竜喰谷に入るとすぐに幅広の5mの滝だ。前回来た時より水量が多い。精錬場ノ滝をすぎるとこの沢最大の落差をもつ下駄小屋ノ滝12m。ここで後続の4人グループが来たので先の登ってもらう。ここは左のリッジから登る。上段で左の斜面に上がり木にぶら下がっているロープで沢に降りる。
曲り滝10mは右壁を登るのだが傾斜が強いので右岸から高巻く。きれいなナメの小滝をルンルン気分で登りながら石積み堰堤のある沢を右に分けると沢の水量も少なくなり、終了点が近いことを思わせる。楯ノ木沢を左に分け右の井戸沢を進むとすぐに木の橋がかかっている大常木林道の終了点だ。ここで沢靴をファイブテンのアプローチシューズに履き替え、昼食をとる。
大常木林道は東京都の水源林の巡視路として設置された。地図上には道の印はない。水平の道を行くとすぐに分岐点に着く。二ノ瀬へは左に下る。沢沿いの道を倒木帯に苦労しながら進むとまた等高線1400mの水平の道になる。1460mのピークを大きく巻きながらしばらく行くとまた分岐点になりここも左を下る。また等高線1280mの水平道になりしばらく行くとジグザグの下りになる。眼下に朝方に停めた車が見えてくると、正しい道を進めた事に安堵する。
前回は道路に降りてから竜喰谷出合付近に停めた車まで道路歩きをしたが、今回のように下山した所に車を置くのが正解かもしれない。
次週の事を踏まえて今回は無理をせず、ほとんどの滝を巻いたが竜喰谷は次から次へと滝が現れ、ナメ床も多くたいへんきれいな谷で心が癒された。