・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

雌阿寒岳

2020/08/17(月)
報告者
加藤隆太郎
山域
道東の山
ジャンル
夏山登山
天候
晴れ
行程
報告

2020年8月17日雌阿寒岳
羽田から女満別への直行便があることは知らなかった。直行便で女満別に到着。すぐにレンタカーに乗り込み、女満別空港から雌阿寒温泉へ向かう。天気は上々である。11時過ぎに今日の山の登山口に到着、早速準備をする。温泉らしく硫黄のにおいが強くする。山から黒々とした樹林が迫っており樹林の向こうに山が見えるがあれが雌阿寒岳だろうか。方向としてはそのようだ。舗装路からすぐの黒々としたアカエゾマツの樹林の中を歩き始める。北海道の山らしく3人で熊鈴を鳴らしながら歩く。Yさんはどうもこの音がうるさいらしい。しかし熊に会うよりはよい。しばらく歩くとハイマツの中の道となり展望が開ける。ハイマツだろうか、ハイマツにしては背が高い。もうしばらく行くと見慣れた背丈のハイマツになりさらに進むとハイマツもなくなり急坂をジグザグに裸の地表をあえぎながら登る。
 一気に活火山らしく茶色の地表になる。草木もほとんど生えていない。一歩ずつ進む。やっと頂上付近になり水蒸気の噴出がみえる。火口を回ると水蒸気があちこちから吹き出ているのが見える。普段どの程度の水蒸気量が出ているものなのか、私たちにはわからないが 見ていると先ほどより噴出量が増えているのではないかと思えてくる。そんな勢いである。 しかし展望が素晴らしい。阿寒湖とその向こうに阿寒富士が全貌を表している。阿寒富士の奥には北海道の山並みが動かない波のように次々と続いている。
火口には草一本生えていない茶色い50メートルほどの崖に囲まれて熱せられた水が狭い噴出口から大きな音を立てて噴出している。活火山のすごさを見せつけられた。昼食でも食べようかと考えたが皆ここでは危険だとしてもう少し下ったところで食べようということになった。それぐらい水蒸気の噴出は爆発が近いように感じさせる。考えてみると私以外の3人は火山の噴火の時期に山に近づいていることが多い3人だ。噴火で登山を中止したこともある。危ないかもしれない(そんなことはないか)。
頂上を少し降りて昼食にする。スピーカーが設置されており危険になると下山を促す放送があるようだ。水蒸気の噴出とその音が聞こえなくなるとなぜか暢気な気分になってしまう。楽しく昼食をいただく。北海道の初日大満足の雌阿寒だけでした。L重本さん、メンバーの皆さまありがとうございました。

雌阿寒温泉
エゾアカマツが迫っている
登山途中の景色
火口
阿寒湖と阿寒富士
山頂で