・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

白馬岳 栂池

2020/09/05(土)〜09/06(金)
報告者
吉村 繁明
山域
白馬岳 栂池
ジャンル
縦走
天候
晴れ のち曇り 雷雨
行程

9/5:白馬八方BT5:55→猿倉6:30→白馬尻小屋跡7:35→雪渓取り付き8:40→岩室9:40→村営白馬山荘11:30テント泊
9月6日:山荘6:35→白馬岳山頂7:00→三国界7:55→小蓮華岳9:10→白馬大池山荘10:25(天候様子見)→栂池山荘14:15

報告

車で夜行、翌日に単独で雪渓登りはきついので八方BT近くのスキー宿に前泊。主人曰く、コロナの関係もあり今日は、登山者2人だけの利用との事。大浴場の隣の大部屋を利用させてもらう。
翌日はバスで猿倉へ向かう。バス乗車半分くらい。午後から天気が崩れる予想もあり先を急いだ。晴天の中、白馬尻までたっぷりと汗をかき、白馬尻から雪渓取り付きまで小1時間。さすがに雪渓も小さくなっており、「ショート大雪渓」の状態で300Mくらいを歩いただけでした。稜線から吹き降ろされる風に心地よさを感じながら順調に時間と高さを稼ぐ。久しぶりのテント泊でしたので、ペース良く登っているパーティを見つけ、ペースメーカーにしていたら、思ったよりも早く村営山荘に着くことができました。テント設営後もたっぷり時間があり、天気も崩れないので白馬岳と頂上山荘まで散歩。残全ながら山頂からのパノラマは見られませんでしたが20年ぶり以上の白馬に満足しました。頂上山荘の雲上のカフェテラスも一度行ってみたいと思っていましたので、ケーキセットとビールどちらにするか迷ったが、やはりジョッキにしました。ガラガラでしたので、テラスからの景色を見ながらかなり長居しました。まだ日没までには時間があるので、テント場上の稜線から杓子岳・白馬鑓方面を偵察。夕方から雷が聞こえていると思ったら1時間ほどで激しい雨となり、小康となってもほぼ一晩中雨となった。翌日の天気は、好転を予想していたが、朝も雨と強風になったためキレット方面は中止しました。雨と強風の中を白馬大池に向けて出発、小蓮華岳をあたりで一度展望が開け、富山湾・日本海を見渡すことができました。ライチョウも現れる。天気回復予定をかなり裏切られました。大池山荘に到着し、取り合えず山荘の中で、暖かいものを採る。昼過ぎまで様子を見たが、テント場の強風とコースを外れた台風の影響(?)か今夜から明日も昨夜並の風雨予想でしたので、テント泊を中止して1日早く下山しました。少し残念な結果でしたが、北アルプスの空気を十分に感じた山行でした。