乗鞍岳
調布IC4:00~松本IC6:30~乗鞍高原7:30/8:00(バス)~畳平8:50/8:55~富士見岳9:20~肩ノ小屋9:35~乗鞍岳10:15/10:35~肩ノ小屋11:00/11:30~畳平12:00/13:05~乗鞍高原13:55~松本IC~伊那IC~小黒川渓谷キャンプ場
毎日のように警戒アラートが発令されるほど暑い日が続いている。
そんな中、暑さが苦手な私は、低山は熱中症になりかねない。(先週の奥多摩もバテバテになってしまっていた。)
今回は、100名山でもある乗鞍岳(3,025m)を目指す。
乗鞍高原からはアルピコ交通のバスに乗り約1時間。終点の畳平は標高が2,702mで「バス乗り場標高が日本一」だそう。富士山の5が合目より高いなんて凄い!
乗鞍高原のバス停に着くと、既にバス停近くの駐車場は満車状態。周辺にはいくつもの広い駐車場がある。すぐ脇の駐車場に停める。
辺りを見回すと、自転車でスカイラインに登るらしき人達が大勢いて驚いた。
バス停には大勢の人、小学生から幼児までの家族連れも見られた。臨時バス3台が出る。
バスに乗る際、子供から離れようと少し後ろに座ったのが運の尽き…。前後に若い男性たちが、マスクもせずに大きな声でお喋りが始まった。
アルピコ交通会社からは、コロナ対策に向けて何のアナウンスもない。よほど注意をしようと思ったが、ここでトラブル分けにはいかないので、思いっきり窓を開けて対策を心掛けた。
畳平の終点近くになるとやはり、空気がひんやりしている。気温は約21℃。かなり涼しく感じる。
標高が高く気圧が低いせいか、歩き始めは早く歩いてはいないが、何となく息切れする。30分程で”富士見岳”に到着。この辺りでは、コマクサやトウヤクリンドウがあちらこちらに咲いていた。
肩ノ小屋を通過すると、行列になって登っている。ほとんどの人はマスクをしていない。
途中、雷鳥がいたとのことで、皆写真に収めようとぎっしり登山道を埋め尽くしている。そんな合間をかき分けながら、蚕玉岳(こだまだけ)を通過、そこから岩場になり、頂上に着く。
頂上は狭く、写真を撮るのに順番で並んでいる。外ではあるが、密状態。景色を写真に収め、すぐに移動。
蚕玉岳で、景色を見ながらゆっくりパンをいただく。
次から次へと頂上を目指す人達が登ってくる。低学年の子供や幼児を連れてくる家族が多い事に驚いた。そして皆コロナの事は、全く関係ない別世界にでもいるように緊張感がない様子だ。
下山は早くなってしまうので、バスの時間を調整するため、途中の肩ノ小屋でまた休憩をしながら畳平に下山する。
帰りのバス停にはやはり長い行列。なんと、5台も臨時バスが出た。バス車内では、一番後ろの席に座ることにした。
コロナ自粛依頼、こんなに登山者が多いのには驚いた。
さすが100名山。今度は、冬に挑戦してみたい。