・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

北ア劔/源次郎尾根

2020/07/23(木)〜07/25(土)
報告者
はし
山域
立山連峰
ジャンル
バリエーション
天候
雨(+風)
行程

〇7/23 (木):前夜2200→高尾IC→(圏央道)→(中央道)→(長野道)→安曇野IC→扇沢P:0130→(仮眠)→バス始発:0730→立山室堂:0900→(立山ホテル:モーニング):1130→雷鳥沢テント場→別山乗越→劔沢テント場:1500 (テント泊)
〇7/24 (金):劔沢テントデポ:0330→劔沢雪渓下降→取付き:0500→Ⅰ峰:0900→Ⅱ峰:1000→本峰:1200→(下山開始:別山尾根一般ルート)→劔山荘→劔沢テント場:1600 (テント泊)
〇7/25 (土):劔沢テント(撤収):0930→別山乗越→雷鳥沢テント場→立山室堂:1330→扇沢P:1515→温泉・ごはん→帰京

報告

・雨と風の中、厳しい山行でした。 トップで進んでくれたKBリーダーのお陰で踏破することが出来ました。 ありがとうございました。

当初の計画は、八ツ峰でした。 もし、計画通りに決行していたら無事に戻ってこられただろうか? 厳しい天候状況でした。 
夏山のはずなのに、冷たい雨と風が体力を奪っていく。 周りを見渡しても先が見えない状況の中、滑る岩との格闘。 安定したガバ、小さな突起を懸命に見つけて進んで行く。
晴れていれば、目の前に劔と八ツ峰、眼下には両側に雪渓が見えるはずなのに、Ⅱ峰の懸垂地点まで進んでも本峰を拝むことは出来なかった。 何とか本峰にたどり着いたものの、そこからの一般ルート下山も厳しかった。 カニの横ばいでこれほど怖いと感じたことは今まで無かった。 最悪のことを考慮し鎖にセルフを取って進んだ。
やっとの思いでテントに戻ってきても、達成感ぷはーよりも温かいものがほしい状態。 その日の夜は一晩中大荒れだった。万一進むことも撤退も出来ずビバークしていたら、その一晩を無事に明けることが出来ただろうか? 良い経験と共に反省点も多い山行だった。

*素晴らしい景色を期待して、また、トライしたい。

朝焼けと共に怪しい雲
平蔵谷雪渓
取付き点で装備
木々の間をぬって進んでいく
Ⅰ峰へ向かってひたすら登る
尾根に出ても何にも見えない。本当は素晴らしい景色なはずなのに、、、
Ⅰ峰ピーク
雷鳥 親子で散歩?中だった
Ⅱ峰へ向かう
目の前にあるはずの本峰が全く見えない
30m懸垂の支点
ガスで下が見えない
本峰への道のりが長かった
無事、本峰到着 でもここからも長かった
劔の全容