入渓点
昨年来た時に、楽しそうに釜でロープを張って泳いでいるグループがいました。
今年はそれをまねて、泳ぎたい、と救命胴衣をわざわざ購入してきたカトさん。
使うチャンスがあるでしょうか。
やはり晴れ男がそろうと、昨日まで降っていた雨はやみ、晴れ間まで見られました。
奥深い沢を歩くのは非日常の楽しみです。
連日の雨で、さすがに沢は増水しています。
例年の水量なら滝登りが楽しい沢です。
今年は滝の水量が半端なく、水量と水圧で直登はできません。
ひたすらへつり、へつり、へつりで進んでいく。
おかげさまでへつりの練習が十二分にできました。
いつも、ロープワークの訓練を忘れてしまうので、今回は研修担当をツメさんにお願いしました。
遡行途中で、ロープワーク訓練によさそうな場所でストップをかけてもらいました。
ハッシーの指導で、支流滝によじ登って、ロープ確保の練習。
へつる、へつる、へつる
こんな場所は去年来た時の記憶になかった。
水量によって、沢の様子も難易度も全く変わります。
だんだんオーバーハング気味になって、腕力で支えてます。
大量の水を避けて、右岸を這い上がろうとしています。
しかし、ドッボン
水深が適度にあるので、素直に落ちれば怪我はしません。
ここは低めの滝で水量が少なければなんともない場所です。
しかし、滝口が狭まっているために水圧が半端ない。
左岸から登ろうとしますが、足元も手もホールドが薄くて体のバランスがとりにくい。 独力で登ったのに、登った後で気が緩み、水圧で流されて落ちたメンバーもいました。
滝つぼが適度に深かったために怪我には至りませんでしたが、気の緩みは危ない。
欄干に苔の生した魚溜橋
奥多摩の奥深い場所まで来ました。