・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

日原川倉沢谷本谷沢歩き

2020/07/05(日)
報告者
中島
山域
奥多摩
ジャンル
沢歩き
天候
曇り時々晴れ
行程

8:00倉沢橋ー8:30入渓ー9:20休憩/ロープワーク10:20-11:30魚留橋/昼食12:10ー12:40倉沢橋

報告

倉沢バス停から脇に入る林道の駐車スペースに車を停める予定でしたが、ロープが張ってあって入れない。
奥多摩はまだ台風の影響が残っていて、通行止めの道が多い。
バス道路脇のやや広いスペースに駐車して、沢支度をしました。

入渓点 昨年来た時に、楽しそうに釜でロープを張って泳いでいるグループがいました。 今年はそれをまねて、泳ぎたい、と救命胴衣をわざわざ購入してきたカトさん。 使うチャンスがあるでしょうか。
やはり晴れ男がそろうと、昨日まで降っていた雨はやみ、晴れ間まで見られました。 奥深い沢を歩くのは非日常の楽しみです。
沢をバックに ツメさん、ポーズが決まってます。
連日の雨で、さすがに沢は増水しています。 例年の水量なら滝登りが楽しい沢です。 今年は滝の水量が半端なく、水量と水圧で直登はできません。 ひたすらへつり、へつり、へつりで進んでいく。 おかげさまでへつりの練習が十二分にできました。
いつも、ロープワークの訓練を忘れてしまうので、今回は研修担当をツメさんにお願いしました。 遡行途中で、ロープワーク訓練によさそうな場所でストップをかけてもらいました。 ハッシーの指導で、支流滝によじ登って、ロープ確保の練習。
下りは懸垂下降で
へつる、へつる、へつる こんな場所は去年来た時の記憶になかった。 水量によって、沢の様子も難易度も全く変わります。
だんだんオーバーハング気味になって、腕力で支えてます。
私はドッボンと落ちてしまいました。
大量の水を避けて、右岸を這い上がろうとしています。
しかし、ドッボン 水深が適度にあるので、素直に落ちれば怪我はしません。
右岸を這い上がってきたハッシー
ここは低めの滝で水量が少なければなんともない場所です。 しかし、滝口が狭まっているために水圧が半端ない。 左岸から登ろうとしますが、足元も手もホールドが薄くて体のバランスがとりにくい。 独力で登ったのに、登った後で気が緩み、水圧で流されて落ちたメンバーもいました。 滝つぼが適度に深かったために怪我には至りませんでしたが、気の緩みは危ない。
この景色があるから沢歩きはやめられません。
魚溜橋の終点に着き、林道に上がって昼食です。
欄干に苔の生した魚溜橋 奥多摩の奥深い場所まで来ました。