小秀山
23日:調布IC4:30~中津川IC8:00~乙女渓谷キャンプ場9:20~夫婦滝10:50~三ノ谷分岐13:20~兜岩13:50~第一高原14:00~第二高原14:50~小秀山(避難小屋)15:15
24日:小秀山(避難小屋)6:50~第二高原7:45~第一高原8:02~兜岩8:10~三ノ谷分岐8:25~山の神10:06~ゲート10:30~乙女渓谷キャンプ場10:50
今回、岐阜県と長野県にまたがる二百名山でもある小秀山(こひでやま:標高1982m)を計画していただく。
山頂からは、御嶽山の壮大な山容が望む事が出来る。天気がよければ楽しみだ。
23日(土):乙女渓谷キャンプ場Pには、すでに2台の車が停まっている。
1台はのPは、これから出発する様子。
登山口からの山道は、よく整備された加古母川沿いに、階段状の木道の遊歩道が続いている。その風景を写真に収めようとシャッターが止まらない。
そこから、ねじれ滝、和合ノ滝、天狗岩、烏帽子岩など、夫婦滝までは見どころ満載。
夫婦滝までわざわざ来る人(観光)がいるらしい。
それもそのはず、夫婦滝(男滝)の落差はなんと80m!!
雪もありそのド迫力には圧倒される。一般の人達もここまで見に来るのはうなずける。
夫婦滝を過ぎると、急に急登が始まる。これから本格的な登山。気を引き締める。山道は、目新しいトレースもあり、助かる。
子滝、孫滝と経由して夫婦滝の上部へ一気登る。
ここからが、今回の核心部の「カモシカ渡り」に取り付く。ここまで来る途中で雪に見舞われた為、雪が積もりほぼ垂直に木の根を登ったり、その後も、岩場で手元や足場が不明瞭な状況になり登るのにかなり時間を要した。
そこを通り過ぎ、やっと一安心。三ノ谷分岐からはなだらか稜線続く。兜岩のピークを過ぎると第一高原、第二高原壮大な高原が続き山頂の避難小屋(秀峰舎)も見わたせた。高原からは、膝までの雪が積もっていたがトレースで踏み固めてあった為、良かった。
途中、6人程のPとすれ違う。(登山口に停まっていた車の人達だったたのだろう。)
避難小屋までノーアイゼンできたせいか、ここまで6時間。いっぱいいっぱい。避難小屋内はかなり整備されていて驚いた。(トイレは使用禁止)テントを張り持ってきたビールで乾杯!疲れが一気に吹き飛ぶ。
夜中は、かなりの強風が吹き荒れていた。
24日(日):5時起床、6時30分出発。日の出に合わせて出発する。気温は小屋内で-6度。
朝ごはんを食べる前にトイレで外へ出ようとした時、靴がカチコチに凍っていてなかなか履けず…。靴の中の足がしめつけられるよう。トイレだけ…と思ってガマン。戻ってからはカチコチに凍った靴をテントの中に入れて溶かす。
何だかんだと言っているうちに6時を過ぎ、急いでテントを撤収。外はもう日が出て明るくなっている。小屋の周りは木が生い茂って御嶽山は見えず。周りをウロウロ。何とか正面に見える高台を見つけ、壮大な御嶽山を見ることができた。
じっくり堪能し、下山をする。
この時点では、分かっていなかったどんでん返しの事実が後々判明することとなる。
実は、小屋が頂上だと思い込み、実際の小秀山の頂上には行けていなかったのに帰りの車の中で知ることとなる。
なんとしたことか…。大失態である。反省。
又、近いうちにリベンジしに行きたいものだ。