明神ヶ岳~明星ヶ岳
大雄山駅7:35/7:50~(バス)~道了尊8:00~見晴小屋9:00~明神ヶ岳10:30~明星ヶ岳(分岐)~バス亭14:30
今回、前日に初雪が降った事もあり、以前から気になっていた箱根の明神ヶ岳(標高1169m)を目指す。A氏は歩荷?と思わせる程、やけに重たい荷物。
箱根方面は電車では滅多に行かないので、ワクワク…。と言った感じ。電車やバスを乗継ぎ約2時間半と結構遠い。
バスを降り、最乗寺の境内の中を通りすぎ登山道となる。暗い杉林、急な階段、急な坂道を登り林道を2回横切ると1時間程で見晴小屋に着く。この頃から辺りから昨日降ったであろう雪が現れる(標高約600m)。
しかし、太陽がだんだん高くなるにつれ気温も上り、杉に積もった雪が溶けてきて、霧雨のように雪が降って来たり、時にはドサッと頭の上から雪が直撃して来たりと最悪。早くここを脱出したく、足早に通りすぎる。
時おりルートを外れそうになりながら、1時間半程で山頂へ到着!
山頂には既に3~4人の人。目の前には富士山が聳え立って見え、感動!その他駒ヶ岳、神山、冠ヶ岳、大涌谷等見たことの無い山々が見え、暫く景色を堪能し、次は明星ヶ岳に向かう。
なだらかな雪道をサクサクと軽快に歩き、途中の稜線では、箱根の山々が見え、気持ち良く進んでいると、途中から笹竹が昨日降った雪の重みで山道をふさぎ、トンネル状態になっているではないか…。低い態勢をとりながら潜るようにして先に進むが、一向に先が見えない。
バス亭の分岐辺りで、やっと終わったか…。と思いきや、再び山道をふさいでいる。
既に体はビショビショ。
明星ヶ岳は途中で断念し、広い場所を見つけ、鍋を囲みビール&酒をたんまり頂き下山する。
下山する頃、山道は雪が溶けてドロドロ状態だった。
今回、新雪を求めて低山の山でのんびり雪を楽しむ目的ではあったが、想定外な経験をする事が出来てそれはそれで楽しかった。
濡れた体に鍋&酒は最高に温まった。
重たい荷物を担いでくれたA氏にも感謝です。