・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

日向山

2020/01/19(日)
報告者
加藤隆太郎
山域
甲斐駒ヶ岳
ジャンル
雪山ハイキング
天候
晴れ
行程

調布6:00-(中央道・長坂IC)-尾白川渓谷駐車場9:00~矢立石登山口10:00~日向山12:00~(お昼)~矢立石登山口~駐車場14:30

報告

午前6時少し前調布ロータリーに到着、すでに自分以外のメンバーが全員そろっている。早い。挨拶を済ませすぐ出発。まだくらい。Tさんの車の後部座席は3人がけでもゆとりがある。後ろの3人が細いからかな。T.Oさん、Fさん、私K細いからもあるか。
まだくらいが快調に中央高速道路を西へ。途中あけ始めた時にFリーダー「ああ、富士山!!」見事に雪をかぶっている。昨日東京は冷たい雨と少しの雪だったが、山はどこも雪だったようだ。近隣の山がみな雪化粧している。きれいだ。「こんな景色見たことなかったね。」
これは日向山も雪がありそうだ。
日向山、本日のメンバー全員が初めてである。どこにでもあるような名前でそれこそ、城山、丸山、愛宕山クラスの多い山名だ。本日の日向山は甲斐駒ヶ岳の北北東、八ヶ岳の西にある1659㍍の山である。頂上の花崗岩の砂化した白い部分が有名で、また頂上からの景色が良いことで知られている。
尾白の駐車場に車を止めて出発。歩き出して、木々に雪が着いて黒いばかりに青い空をバックに輝いている。足下は雪、実に気持ちが良い。林道でも多い所は十五㌢ほど積もっている。歩くほどに右手に八ヶ岳、左手に甲斐駒ヶ岳が姿を現す。八ヶ岳は裾野から全貌が望まれ蓼科山もはっきりと見える。甲斐駒ヶ岳は雪を被り峻厳な姿だ。登りはじめは仰ぎ見る姿だが次第に近づいて来るように見える。
登りはアイゼンをつけなかったが、下山者はほとんどアイゼンをつけている。
雪の登山道を歩き続けて約3時間、三角点を過ぎてどうやら右手が山頂のようだと曲がると突然に視界が開けた。前方が切れ落ちている小広い山頂は一面のふかふかした新雪に覆われ、右手に八ヶ岳の全貌手前はすそ野の街、左手に山々の間から甲斐駒ヶ岳が間近に迫っている。無風。何と贅沢な時間、場所。こういう日もあるのだと何かに感謝したくなるようだ。日向山はこの山頂の絶景につきる。
Fリーダーはじめ皆様ありがとうございました。誠に楽しい山行でした。

木々の枝に雪がついて美しい。
出発です。
八ヶ岳が全貌を次第に表す。
林道も雪だらけ。
途中で。
八ヶ岳
甲斐駒ヶ岳
日向山の頂上で昼食、なんと贅沢な。
八ヶ岳を背景に
山頂付近で。