赤城山
7:00起床 8:00出発
9:35黒檜山登山口
12:35黒檜山 90分 13:00発
13:33駒ケ岳 55分
14:33駐車場 15分
赤城山山行は天候に恵まれた。遠くにいくつかの雲は見えるもののほとんど快晴に近い空だ。
車で駐車場へ向かう途中Sリーダーが「今年は気温が高いな。」と-2°の表示を見ながら言っていたが、大沼(おの)が見える地点へ来ると、例年ならワカサギ釣りを楽しむ色とりどりの小テントが湖面に散らばっているが、今年は一つもない。氷の厚さが十分でないようだ。黒檜山(くろびやま)登山口でアイゼンをつける。今回は一昨年体調不良(前夜飲み過ぎ)のため、黒檜山-駒ヶ岳への周回コースをまわる体力がなく、黒檜山ピストンに甘んじたリベンジも、自分個人としては兼ねている。登りはじめの急登がきつかった記憶がある。
今年は昨夜はよく寝ている。昨日の谷川岳の疲れもほとんどない。さらに例によって気分的に楽な先頭を歩かせてもらう。岩混じりの急坂をゆっくり登り始める。今日は登山者が多い。大きなカメラを首から提げている人も目立つ。この天気ならではの一枚をねらっているのだろう。我々もできれば良い一枚を撮りHPの表紙を飾りたいなどと虫の良いことを考えている。ビュウポイントに来て振り返ると大沼アンテナ山、小沼遠くに富士山が見
えている。これは山頂からの遠望が期待できる。
登山者の装備は、この赤城山(黒檜山駒ヶ岳地蔵岳などの総称)ではいろいろである。チェーンアイゼン、六本爪などの登山者も多い。オーバーパンツも着けずに通常の登山ズボンの人もいる。
2時間ほどで尾根に出る。駒ヶ岳分岐の案内指示板がある。左にしばらく歩くと黒檜山の山頂である。赤城山表示もある。たしかに赤城山最高峰1827㍍である。展望が素晴らしい。しかしさらに5分北へ進むと黒檜山の展望地点、浅間山、上越の山々さらに南アルプスもよく見える。南を振り返ればどこまでも続く山脈が重なり合って見事だ。先月登った妙義山も独特な姿を見せている。
ゆったりと座り風のほとんどない展望地で食事をとる。これからが自分にとっては大切な後半の山道となる。あたりの木々の枝には氷がガラス玉のようについて枯れ枝を飾り見事だ。
来た道をもどり御黒檜大神の石碑のある奥の院を拝む。ここも素晴らしい展望だ。奥の院の真向かいに富士山が見えている。ここから一気に下る。20分ほど下って振り返ると黒檜山の山頂から7合目くらいが全て見える。ここから小ピークを越えて小高い駒ヶ岳山頂を目指す。駒ヶ岳からの展望も良い。しばし展望を楽しみ大沼へ向かう。あとは下りだけである。途中鉄製の階段があり雪や氷が中途半端に就いていると歩きにくい。慎重に降りる。さらに下り続けて駒ヶ岳登山口に到着。一昨年のリベンジを果たし、最高の展望を楽しんだ。今日も楽しく充実した山行でした。Sリーダー、Nさんありがとうございました。