・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

長者ヶ岳~天子ヶ岳

2020/01/03(金)
報告者
森多 他5名
山域
天子山塊
ジャンル
ハイキング
天候
快晴
行程

調布5:50~中央高速~河口湖IC~休暇村富士P(田貫湖)8:00→登山口8:10→東海自然歩道合流分岐9:00→長者ヶ岳9:50/10:20→天子ヶ岳11:00/30→東尾根→林道12:40→休暇村富士P13:00~温泉~帰路

報告

今年の初富士山行は久し振りの長者ヶ岳~天子ヶ岳にした。ここはノンビリハイクの山だが、天子ヶ岳からの下山路をバリエーションにする事で、下道歩きが短縮でき、ワンレベル上がった周回コースとなる。ちなみに長者ヶ岳にも東尾根バリルートがある。
当日は穏やかな天候で、お正月に相応しい綺麗な富士山を拝め、下りはバリエーションと、1年のスタートとしてとても良い山行ができた。

駐車場から1時間位で東海自然歩道の尾根と合流し、目の前に富士山が現われた。さらに1時間位で長者ヶ岳山頂に到着。東に大きな富士山を望む広めの山頂には、テーブルやベンチがあり、反対側からは北岳から聖岳の白い頂が望めた。ゆっくり休憩を取り天子ヶ岳へ。ここは3か所に山頂標示があり、一番高い標示場所は展望なし。陽だまりになっていた祠のある二つ目の標示場所(展望薄)で昼食にした。三つ目は少し下った富士山展望地にあり記念撮影用のようだ。
東尾根の下山は取り付きが分かりにくかった。山頂標識の近くの急斜面を下るが踏み跡は無い。かすかに尾根の始まりかと分かる程度。足場悪く落石に注意しながら下っていくと、更に急な斜面にトラロープが張ってあり、頼らざるを得なかった。Y氏より「落石が危ないので離れないで皆固まって歩くように」と指示があった。なるほど。その後そのまま下らず左に小さな尾根が始まりそこに取り付く。今回私の方向指示間違いで少し下ってしまったが、すぐにトラバースして修正できた。山頂から20分程で歩きにくい急斜面は終わり、尾根を968のピーク先まで行く。ここで3方向に尾根が分かれるが、北北西の尾根を下るとじきに林道に出た。そこから20分で駐車場に到着した。

一般ルートでの周回より30分位は短縮できるが、最初の20分は山を歩き慣れた人向きかもしれない。全体的に顕著な踏み跡はない。たまにピンクテープがある程度。しかし落葉時は見通しが良いので、地図読み・バリルートで歩くには最適な時期で楽しめると思う。

田貫湖には北に長者ヶ岳登山口駐車場、南に田貫湖キャンプ場駐車場が地図には記載されているが、休暇村富士の脇にも駐車場がある。一般コースでもバリルートでも周回の場合はここが便利で、日帰り温泉も可だ。但し利用は14時まで。

休暇村富士駐車場
長者ヶ岳山頂 今年は雪が少ない
展望のない天子ヶ岳山頂
 天子ヶ岳の富士山展望台 
急斜面のトラロープが終わる所
穏やかな尾根を下る
お疲れ様!