・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

越後駒ヶ岳

2019/11/03(日)
報告者
三浦
山域
ジャンル
登山
天候
行程

2日(土):道の駅ゆのたに10:00~仮眠
3日(日):道の駅ゆのたに3:00~枝折峠4:00/4:05~明神峠4:35~小倉山6:00~百草ノ池6:40~駒ノ小屋7:35~越後駒ヶ岳7:55/8:00~駒ノ小屋8:15~百草ノ池9:10~小倉山9:45~道行山10:30/10:35~明神峠11:25~枝折峠11:55

報告

3日(日):道の駅ゆのたに2:40起床。2:45出発。
起きてから、テントを撤収し10分で車に乗り込む。寝ボケ眼の中何という早さ…。
“シルバーロード”と言う長いトンネルを通過すると直ぐに枝折峠に着く。すでに車はいっぱい。周りの車を見てもまだ仮眠中のようだ。気温はそれほど寒くはない。
外はまだ真っ暗だと言うのに、A氏はさっさと身支度を始める。私たちもそれに合わせて身支度を始める。
A氏曰く、ここは難しい所がないから大丈夫との事。
ヘッドランプを照らしながら暫く登っていると、上の方から「ライトを下に向けて下さい。」と声が聞こえる。三脚を2台立てて夜空の星を撮っているようだった。空は満点の星。

枝折峠から明神峠までは殆ど平坦な道(ここまで約30分)。ここから小倉山までが1200㍍前後の大小の山を10箇所位アップダウンを繰り返しながら登る。小倉山からようやく周りの全容が見え始める。目の前には中ノ岳がデーンと大きく聳え立って見える。稜線上の先には、越後駒ヶ岳も顔を除かせている。百草ノ池辺りからようやく登りが続く。それも急に急登。岩場も出始め、登りつめると、その先は駒ノ小屋何と可愛らしい小屋なのだろう。
ここまで来れば後30分。一気に登りつめる。
頂上はやはり誰もいない。冷たい風が吹く。展望もバッチリ!!写真に収め直ぐに下山。
下山はあっという間だ。小屋までの途中、何人かとすれ違う。多分、枝折峠から登ってきた人たちであろう。私たちは4時頃出発しているので、頂上には1番手で登ったと思われる。
小屋で小休止。小屋からの岩場は少し急なのでゆっくり。そこからガツガツ下るが、頂上直下ですれ違った人達が次々に小走りで下ってきてあっという間に抜かされた。何という強者!!暫く下っていると、今度は小学生3人を連れたお母さんにすれ違う。“頑張って”と声を掛けると、98座目と言っていた。えーーー?まさか、一番小さい子(2年生位)の子は違うのでは?と思いながら…。
帰りは、行きに見えなかった稜線や周りの山々を眺めながらルンルン気分。行きに明神峠から小倉山までの間の道行山をスルーしたので、帰りは道行山へ寄道する。道行山も360度の展望が見渡せて最高。ここでやっとお昼を頂く。時間はまだ10時半。
後1時間半程で下山。越後駒ヶ岳を振り返り、又紅葉を楽しみながら下山していると、あの小学生3人と母Pが足早に追い越して行った。母曰く、朝の7時から登り始めたらしい…。5時間で登ってきたとは!凄いとしか言いようがない。
今回の山行は、朝早くから登山を開始して、あっという間出来事だったように思う。
久しぶりに天候にも恵まれて、ガッツリ歩く事が出来て楽しかった。越後駒ヶ岳の山道は、兎に角稜線に出るとずっと展望が開けていて、飽きないので本当にお薦めの山です。(夏は避けた方が良い)
又、今回はHさんも加わり、次の日も紅葉狩りを一緒に楽しむ事が出来て良かった。

後で分かった事だが、やはり小学生3人(小学校2年生の男の子含)と母は98座目と言うのは本当だった。

暗い中出発。
日の出のシルエットが美しい中ノ岳。
目指す越後駒ヶ岳。赤く染まります。
登ってきた稜線&百草ノ池が見えます。
岩場が出始めます。
小屋手前の岩場。
駒ノ小屋。
小屋の中。広くてきれいです。
越後駒ヶ岳頂上
下山です。
行きには見えなかった紅葉。
急坂です。
山頂を振りかえる。
越後川口中山キャンプ場。