和名倉沢
10/5 晴れ
08:15P出発~09:30入渓~14:30テン場
10/6 雨→曇→雨
06:15テン場~13:30/14:15二瀬尾根~19:30吊橋~19:50林道
思っていた駐車スペースはなく、近くに駐車し、準備して出発。来る途中に確認したガードレールの切れ目から、吊橋を目指す。吊橋は立入禁止となっていて、自己責任で1人ずつ渡る。
しばらく進み、入渓準備。あまり人が入らないからか、結構ヌルヌル。そして、すぐに高巻き。次も次も高巻き。しかも、思ったより悪い。真夏だったら、私は暑さでやられる沢。
通ラズ、もちろん高巻き。40m大滝も高巻き。時間オーバーしていたので、予定より手前の広くて平らなところで幕営。
途中で見つけたきのこを鍋で食し、焚火を見ながらホッコリする。
翌日は起きたら雨だった。二瀬尾根まで時間がかかり、和名倉山頂は諦めて下山する。晴れ間も一瞬見えたが、すぐにガスり少しでも離れると見失ってしまうほど。雨が再び降ってきて、滑る滑る。これでもかってほど下り、ようやく長い吊橋に辿り着いた。
(以下は横山記)
和名倉沢に目を付けたのはもう30年位前のこと。当時は沢の困難さもさることながら、下降路の二瀬尾根にほとんど道がなく、やぶ漕ぎを強いられることから、なかなか登れない沢であった。現在は一変している。滝には巻き道がつけられ、下降路も明瞭であり、ずっと取っつきやすくなった。
ヤマレコ(2018年のもの)にも滝の巻き道は明瞭、赤布も充実とある。しかし登ってみた実感は少々違う。巻き道は確かにあり、ザイルを出すほどではないが、悪い。赤布は少ない。滝のほとんどが高巻きを強いられ、シンドイ。
でも、やはり奥多摩、秩父エリアでは随一のスケールを持つ沢であった。実は昨年も一昨年も計画したのだが、いずれも雨で中止。今回、田島さん、中島さんという良き仲間を得て登ることができた。感謝、感謝です。