・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

白神山地

2019/08/10(土)〜08/13(火)
報告者
山域
出羽山地
ジャンル
ハイキング
天候
曇り
行程

〇8/10(土):(移動日)→東京→(東北道)→(秋田道)→男鹿半島入道崎散策→不老不死温泉→展望P(車中泊)
〇8/11(日):展望P:0430→十二湖散策:0500→白神岳登山口:0750→分岐点→(二俣コース)→二の沢→三の沢→白神岳:1350→(マテ山コース)→マテ山:1550→分岐点→登山口:1730→道の駅みねはま(車中泊)
〇8/12(月):道の駅:0500→登山口:0630→二ツ森:0720→登山口:0830→日本キャニオン散策:1230→(白神ライン)→西目屋:1700→道の駅津軽白神:1830(車中泊)
〇8/13(火):道の駅:0700→(西目屋)アクアグリーンビレッジP:0800→暗門の滝散策:0900→アクアグリーンビレッジP:1100→(津軽岩木スカイライン)→岩木山(観光登山):1520→温泉・ごはん→(東北道)→帰京:8/14

報告

【白神岳】
登山口への立派な看板。車で入っていく。
お盆休み時期ということで、駐車場は混んでいるかと思ったがそうでもなかった。
立派の休憩小屋があり、その脇から入っていく。

二股分岐、二股ルートはなかなか手強いと聞いていたので、気持ちを引き締めていく。熊が心配だったので音楽を鳴らしながら歩く。
スタート時は男性グループがいたが、後から登ってこないところをみるとマテ山コースに行ったよう。渡渉箇所を終え、登りに入る。
初めて見る「ここから急斜面」の看板、どんな道が待っているのかドキドキ、ちょっとワクワク。
滑りやすい道ではあったけれど、つかむところは十分にあったのでずんずか登っていく。やっと中間地点。
ここで会った地元の男性とつかの間のおしゃべり。近くの美味しいお店を教えてくれ、では下山はそこに行こう!とそれを目標にまた登り始める。
どんどん藪の背が高くなっていく。これが例の藪漕ぎか!
それでも足元のピンク印はしっかりついており、ロープもあったので道は分かりやすい。
ロープを右に左にくぐりながら、よくみると切れ落ちている両端に注意しながら登っていく。
一瞬周りが開ける。うわ~と思いながら、あともう少しと自分を鼓舞しながら登っていく。
最後の最後、あれ?これどっちに行くんだろう、と思ったところで左側から人の声が。
そこで左に行くと、突然ポンッと景色が開け、あれ?という顔をしたら、「ここが頂上ですよ。お疲れさま~」と教えてくれる。
本にもポンッと頂上に出ると書いてあったが、まさにその通りだったのでちょっと笑ってしまう。
頂上には4名。車の数の割には少ないが、皆下りてしまった時間か。
せっかくなので、持ってきた梨をむいて皆さんにお裾分け。無事頂上についた安堵感も加わり、とても美味しかった。

頂上からの景色、若干曇りがちではあったけれど、近くに向白神岳、遠くに岩木山まで見えた。
眼下に広がる手付かずのブナの森、白神山地の雄大さに畏れを感じる。
頂上付近に避難小屋があったが今のところ宿泊者は1名。ちなみに近いうちに修復作業が行われるそう。

下りはマテ山コースで。時間がおしていたので気持ち急ぎ足で下っていく。

本には世界遺産登録後、オーバーユースが懸念されると読んだが、ほとんど人と会わなかった。
遠い場所でもあるし、今はもうかなり落ち着いたのかもしれない。
噂の藪漕ぎは初めての経験ということで、大変さより興味の方が勝ったかな。

【二ッ森】
白神山地の核心地域に少し足を踏み入れられる、しかも山行時間も短いということで選んだ「二ッ森」。
頂上は霧で何も見えなかった。残念!

白神岳登山コース
登山口
立派な階段
渡渉
二俣
急登を上がる
大変だった、藪やぶ
藪漕ぎ頑張ったよ!
白神岳頂上
避難小屋
二ツ森登山口
県境
二ツ森頂上
ちょっと、藪
岩木山 文明の利器を使い9合目まであっと言う間
岩木山山頂