・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

編笠山~西岳(裏銀座トレーニング山行)

2019/07/27(土)
報告者
中島
山域
八ヶ岳
ジャンル
ハイキング
天候
行程

富士見高原(07:35)→盃流し(08:10)→石小屋(08:40)→シャクナゲ公園(10:22)→編笠山(10:50)→青年小屋(11:50/12:40)→靴間違いロスタイム30分(13:35)→西岳(13:50)→林道編笠線→富士見高原(15:30)

報告

梅雨が明けると予想して計画した裏銀座トレーニング。
思わぬ場所で発生した台風のためにテント泊をやめて、日帰り山行に短縮しました。
日帰り山行に変えても、天気の悪いことに変わりはないのですが、3泊4日の縦走では雨に降られることもあるだろう。
そのための、雨の日トレーニングというリーダーの前向きの考えで決行しました。
調布ICから小淵沢ICへ向かって走っていると、天候がめまぐるしく変わる。
そのたびに一喜一憂して向かう。
<その後の報告は写真で>

富士見高原の駐車場はガラガラ。 ラッキーにも雨は降ってなかったので、登りではレインウェアは着なくてすみました。
日帰りなのに本番を想定してテントからシュラフ、コッフェルのほか水2Lまで詰めたザックが久々にこたえて、登り初めは体調が悪かったのですが、徐々に戻ってきました。
快調に登っていきます。
3泊4日分の荷物を持つと、ザックのほうが大きく見えます。 編笠山は初めてでしたが、大きな石ころを積み上げて作ったような山。 正直驚きました。
台風の接近に伴って、風も強くなって煽られます。 岩から滑らないように注意して登っていきましたが、サブリーダのKさんはスイスイと先頭で登っていきます。直後をもう1人のKさんもぴったりと付きます。 山頂はすでにガスって、めがねが曇って良く見えません。
写真だけ撮って、風の弱い場所に即待避。 編笠山から青年小屋に駆け下ります。 荒れた天気の日には、特に小屋はありがたい! 薪ストーブにあたりながら、昼食を食べて休憩。 50分ほど休んで、再び雨と風の中を西岳に出発。
青年小屋から2キロ半ほど歩いたところで、後ろから女性の呼ぶ声が聞こえました。 ????? 追ってきたのは青年小屋のアルバイトの娘さん。 どなたか、他人の靴を間違えて履いたのでは?とのこと。 なんと、靴を間違えたのはリーダーでした。 正しい靴を取りにダッシュで戻る娘さんを追いかける形で再び青年小屋に向かい、途中で自分の靴を受け取り履き替えて戻ってきました。 タイムロス30分。 苦笑いしながら、自分の靴を指し示しています。
西岳山頂に到着。 こちらはそれほど風も強くなく、普通の山。
西岳からの下山は、雨で木の根っこが濡れて滑りやすい。 しかし、どんどん歩いてタイムロスの30分をリカバリーしました。 駐車場についたのが、午後3時半。 予定よりも40分早く帰ってきました。 晴れていたら山頂も楽しめたのでしょうけれども、今回の山行はまさに裏銀座縦走のためのトレーニングでした。