・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

北アルプス 大日岳~奥大日岳

2019/07/28(日)〜07/29(月)
報告者
橋爪
山域
北アルプス北部
ジャンル
ハイキング
天候
雨のち曇り
行程

7/27(土):
 先日移動 調布駅 20時集合⇒立山称名滝駐車場 6時

7/28(日):
 称名滝駐車場7:00~牛首7:20~牛首8:30~大日平山荘9:40~水場11:00~
 大日小屋12:20

7/29(月):
 大日小屋4:00~大日岳4:20~大日小屋4:35~七福園5:15~クサリ・はしご6:0~
 奥大日岳6:35~クサリ・はしご6:55~七福園7:55~大日小屋8:35~
 水場9:25~大日平小屋10:25~牛首11:15~大日岳登山口12:25~称名滝駐車場12:45

報告

当初計画していた西穂からジャン通過の奥穂の縦走は急遽発生した台風6号により白紙に。本当に残念ですが、Sリーダーが「台風の影響が少ない北陸方面で大日岳、奥大日岳はどう?」との一言で行く場所が決定。3名で行くことになりました。

土曜日は台風が直撃しそうだったため、1日ずらして土曜日夜8時に調布駅に集合。6時間の移動で立山駅に到着して仮眠。立山駅はゴールデンウィークの時も仮眠しましたが、今回は気温が20度程度で湿度も高かったためちょうどいい気候でした。翌朝6時に称名駐車場への道路のゲートが開くため6時過ぎに立山駅の駐車場を出発。称名平駐車場に車を止めて早速大日岳登山口まで移動して登山開始。とにかく最初から急登で500mくらいを一気に登りますが、歩きだすと蒸し暑さで汗がだらだらからべちょべちょ状況になり水を飲みつつ休憩しながら1530mの牛首まで到着。結構切れ落ちている場所ですが暑さで頭も働かず小休止しました。その後は大日平の湿原地帯の木道を歩きやっとのことで大日平山荘まで到着。ここでもしばしの休憩と軽食を食べて目的地の大日岳へといざゆかんと思っていると雨が。かなり強く降った後にしばらく曇りになる繰り返しなのでとりあえず出発することにしました(そしてこの後ずっと白い靄がかかった中を歩く修行の登山になりました)。

大日平の木道を通って大日岳の石だらけの登山道を登っていきます。大日平山荘から大日小屋まで700m上がっていきますが、1日で1200m登るきつい登山となり、かつ景色も全く見えず、ただただ暑いので、私は途中の渡渉の際には顔や体に水をかけて体を冷やしながら登りました(汗だか水だかわからないくらいでした)。2時間半登った後、大日小屋に到着。白い世界が続く中を大日岳まで行く気も薄れ本日はそのまま大日小屋に宿泊となりました。宿泊手続きをした後に早速ビールとおつまみで乾杯。今日の山行や天気について語っているうちに眠気が襲ってきて全員部屋で17:30の夕食まで仮眠。夕食後は、多少星空も出たそうですが、明日も天気はダメそうな気配のまま就寝。因みに山小屋は日~月曜日なのに結構泊る人が多くいっぱいでした。

翌日は3時に起床。前日予約した朝食の弁当をザックに詰めて4時に出発。完全に霧の中です。大分気分が盛り下がっていましたが、とりあえず3人とも黙々と本日の目的地である奥大日岳まで2時間の行程歩きます。そして6時過ぎに奥大日岳に到着。朝食弁当を頂上で食べた後、すぐに来た道を引き返します。2時間後の8時過ぎに大日小屋に到着。結局大日岳には登頂せず4時間後下山となりました。

下山後は称名滝の滝つぼ近くで滝からくる水滴と風に当たっていい気分に。車で平湯温泉に移動してゆっくり温泉に入り帰りました。

称名駐車場から称名滝に向かい、大日岳登山口へ向かいます
称名滝の周辺は断崖
大日岳登山口から登り見つけたホッとする風景 キスゲ
ラムサール条約の湿原
夕飯です。山小屋らしく華やかさはありません。(^^;)
Hさん、サー食うぞ!
奥大日岳の頂上! 残念ですが途中の景色は真っ白。
下山のあとは、称名滝へ。絶景です