・1978年創設
・東京都山岳連盟所属
・例会毎月第1水曜日

妙高山

2019/07/06(土)〜07/07(日)
報告者
三浦
山域
ジャンル
ハイキング
天候
6日:曇、7日:雨
行程

6日:笹ヶ峰8:50/9:05~笹ヶ峰分岐9:25~黒沢橋9:55/10:05~冨士見平分岐12:00~黒沢池ヒュッテ13:12
7日:黒沢池ヒュッテ5:00~大倉乗越5:25~長助池分岐6:20~妙高山北峰7:45~頂上7:55~長助池分岐8:55~大倉乗越9:40~黒沢池ヒュッテ10:00/10:30~冨士見平分岐11:10~黒沢橋12:24~笹ヶ峰分岐12:55~笹ヶ峰登山口13:15

報告

新潟県側は天気との予報で、今回は100名山の妙高山を目指す。
6日:調布インターから約4時かけて笹ヶ峰駐車場へ到着。30台止まれると書いてあるが、すでに満車。所が、第2駐車場もありそこへ止める事が出来た。計80台位は止められるであろう程の広さである。
登山口入り口で登山届を提出。管理体制がしっかりしている。
ここから木道を黒沢橋辺りまでひたすら歩く。しっかり整備されている。久しぶりのテント泊装備を担ぐとさすがに重く感じる。
黒沢橋でし小休止。今回、A氏は体調が悪くここまででもかなり疲れている様子。

黒沢橋からしばらくして“十二曲り”等の急登が始まる。十二曲りは1/12~12/12まで数字で書かれているので、心もち励みにもなる。休み休み2時間かけて冨士見平に到着する。
冨士見平から一旦下がると壮大な高層湿原が目に飛び込んで来る。池塘が点在しており、中央には黒沢池がある。ここかしこと花が咲いていて疲れも吹き飛び、心も癒された。
ここを抜けると直ぐに黒沢池ヒュッテが見える。ドーム型の屋根が特長だ。
小屋直ぐのテント場を確保する。妙高山山頂までコースタイム5時間近くの掛かるので、明日行くことにする。
小屋で受付をすると“明日は何処に行くの?”と聞かれ “妙高山です。”と答えると、“行けないよ。”と言う。どうやらピッケルとアイゼンが無いと駄目らしい。勿論私達は持っていたのでOKが出た。
時間があったので、ビールで乾杯した後は筍を収穫したり探索を楽しんで宴会が終わる。

7日:4時起床。5時出発。辺りはすでに明るい。直ぐに急登が始まる。30分程で大倉乗越に到着。せっかく登ったのに今度はここから一気に急坂を100㍍程下る。やっと下ったかと思いきや、今度は斜面が崩れ落ち足場も殆ど無い悪路が…。慎重に渡る。その先も雪渓のトラバース。ここは雪渓が無い所まで大きく下って雪渓避けて山道へ戻る。長助池分岐から雪渓を今度は100㍍程登ってこの先も急登が続く(300㍍)。
昨日、小屋の人が“行けないよ”と言う意味が何となく分かった気がした。ここまで結構なバリエーションルートだからだ。
途中雨が降って来たのでカッパを着こむ。やっと山頂へ辿り着く。山頂は2箇所あるらしい。岩場の間を歩く。展望は望めないので、直ぐに下山。ピストンなので、来た山道を又慎重に下る。

黒沢池ヒュッテに到着。直ぐにテントを撤収し下山する。来る時は高層湿原もあっという間に終わったが、帰りはやけに長く感じた。
帰りは雨が降っているので泥々。滑らないよう慎重に…。約3時間弱で下山する。

登山口。
黒沢橋。
十二曲り終点で一休み。
冨士見平分岐。
長い木道が続く。
黒沢池が見えます。
黒沢池ヒュッテ。ドーム型の小屋。
筍収穫。
妙高山に向かう途中。荒れています。
目指す妙高山。
長助池分岐からの雪渓を登ります。
妙高大神
妙高山北峰
妙高山頂上
頂上付近の様子。